英国での賃貸物件の決め方:オファーを出す。


イギリス、ロンドンの賃貸物件を借りたいんだけど、どうやって不動産屋に言ったらいいんだろう?
How to make an offer for a rental property in the UK.
そんな疑問をお持ちのイギリス、ロンドン在住の方は是非最後まで読んでいただければ、参考になると思います。
筆者はイギリス、ロンドン在住14年で、不動産業界に計12年働いている現役のプロの不動産業界人です。
今回は、どんなかんじで物件を借りたいと不動産屋さんに言うのかを詳細に説明いたします。
オファーを出す
イギリスで賃貸物件を探すため、不動産屋と内覧して良いものが見つかったら、オファーをします。
このofferという概念は、日本の賃貸物件の契約と似てはいるのですが、どういう条件で物件を借りたいかという条件交渉の事です。
ウェブ、チラシに掲載されている価格ですが、こちらは大家の希望価格にすぎませんので、条件が合えばディスカウントも可能になります。
入居可能日の日程は前倒しは出来ません。入居可能日か、それ以降にしてください。
契約したいお住まいがあれば、下記条件を不動産屋にお伝え下さい。
法人契約、または個人契約であっても、企業にお勤めの方で駐在員の方であれば、通常不動産屋が細かい条件は知っておりますので、細かい契約書の条件は日系の不動産屋さんで伝えなくてもかまいません。
- 入居希望日(日曜日、祝日の入居はできません)
- お家賃金額
- 契約の長さ
- リクエスト
- 中途解約条項は必要かどうか
入居希望日
基本的には入居可能日に近い方が、大家にとっては良い条件です。
賃貸物件というのは通常一か月の事前通知、または二か月の事前通知をもって、マーケットに出します。そのためテナント様がまたいらっしゃる場合は、現在のテナント様のご退去日の翌日が最短の入居可能日になります。
お家賃の金額
安いほうが良いように思えますが、ガイドラインは不動産屋に伺ったほうがよいです。
基本的には前回のテナントの支払われているお家賃が目安になります。
そちらのお住まいがすでに二か月近く空いているようであれば、お家賃を下げるチャンスはあると思います。
またすでに空いているお住まいで、ご入居希望日が早い場合もお値段を下げるチャンスがあります。
リクエスト
お住まいは基本的には内覧の時にご覧いただいた状態に、業者の掃除が入るぐらいでお貸しする事になります。
家具付きの物件であっても、電子レンジ、テレビ、アイロン、アイロン台、掃除機、ケトル、トースター等はあったり、なかったりです。
欲しい場合は、事前にオファーの際に伝える必要があります。ご入居後のリクエストは基本手には難しいとお考え下さい。
家具なしの物件とは、ソファー、ダイニングテーブル、椅子、ソファー、ベッドがないものです。
洗濯機、ボイラー、オーブン、調理器等は家具なしであっても通常はございます。
オファーがうまくいって、まとまったら、そちらの物件と契約する。オファーを出しまくってはいけない。
- 手付金(一週間、二週間分)を払ったら、もう後戻りはできない。
- オファーの内容は、他に競争する相手より良い条件でないと、負けるので、値切るかどうかは、信頼できる不動産屋か、リロケーションエージェントに聞く。
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