Typical Requests When Offering for a rental property in the UK.
イギリス、ロンドンの賃貸物件でいいのが見つかったんだけど、実はちょっとある点が気に入らないんだよなぁ
そんな疑問をお持ちのイギリス、ロンドン在住の方は是非最後まで読んでいただければ、参考になると思います。
筆者はイギリス、ロンドン在住14年で、不動産業界に計12年働いており、2022年1月現在で、823件の賃貸契約を話をまとめてき現役のプロの不動産業界人です。
賃貸物件を決める時のオファーの仕方については下記をご参照ください。
リクエストもオファーの一部になりますが、契約そのものではなく、物件の状態そのものに変更をお願いする場合に、リクエストをします。
このような細かい点は、入居後交渉すると家主がしない場合もありますので、事前に話をまとめておきたいものでしす。
アイテムの購入、交換
- ベッド、ベッドの大きさの指定
- 電子レンジ、アイロン、アイロン台、ケトル、トースターの購
- テレビ、テレビ台の購入
- 鍵の3セットめの提供(通常は2セットまで
テレビの購入を嫌がる大家さんは多いです。基本的に提供したアイテムには家主のメンテナンス義務が生じ、また個人的なものと考える大家さんが英国では多いためです。
テレビをリクエストされる場合は、インチの指定もする必要があります。
2. アイテムの撤去
- 古いソファーの撤去
- ベッドの撤去
- テーブルの撤去
- 家具なしにしてほしい
- ベッドリネンの撤去

3. 庭のメンテナンス
通常庭のメンテナンスを家賃に含めますと、庭の大きさによりますが、月50から100ポンドはお家賃があがります。またこれは毎月庭師が来るわけではなく、4月から9月にかけて10回程度きます。その後冬から春にかけては庭師は来ません。

4. 防犯アラームのモニタリング費用を家賃に込みにする
防犯アラームは二種類あり、一種類は単にアラームがなるだけのタイプです。この場合は、費用がかかりません。ADTやセコムの場合は、警察の駆けつけサービスが含まれているものがあり、月々25ポンドから30ポンドかかるものがあります。

5. 修理のリクエスト
内覧の際、入居前に明らかに問題があり、修理が必要な箇所を契約書に明記する場合もあります。例えば壁の再塗装、トイレシートがぐらつきを直す、換気扇の取り換え等。

6. 一部の光熱費を家賃に込みにする(注意)
これは家賃をかなり上げていただいて、一部の光熱費を家主の負担にする方法です。
通常水道代は比較的、交渉できる家主もいますが、電気、ガスは使用料も、まちまちであり、光熱費込みを嫌がる大家がほとんどです。
また家賃があがることにより、家主の家賃収入の所得税があがりますので、100ポンド家賃をあげたので、100ポンド分の光熱費が込みには出来ません。
家賃を100ポンド挙げても実際に使えるのは50から80ポンド程度で、それ以上の請求が来た場合は、テナントがその超過分を支払うというふうに契約書上になっております。会社契約では通常光熱費の込みは出来ません。
会社契約の場合、または会社が家賃の一部を負担する場合、光熱費の支払いは別にするようにと人事部に強く決められていることがありますので、ご注意ください。
7. カーテン、レースカーテン、ブラインドの設置
お客様によっては、遮光カーテンが必要な方がいらっしゃいますので、事前におつたえください。またリビングルームにレースカーテンが必要なかたは事前にリクエストされます。

8. その他特殊なリクエスト
下記私がかつてあったテナント様からの特殊なリクエストを挙げます。
通常会社契約で住宅手当が潤沢で、お値段を調整する場合につかります。
- ダイソンの掃除機の提供
- 洗濯機を洗濯乾燥機への交換
- 一階のガラスに防護フィルムを張る
- ルンバの提供
- ブルーレイレコーダーの提供
- 仏像などの家主が用意した装飾品の撤去
