私は英国に十年も住んでいますが、この4つのスペルが大変苦手で、メールを書くときに自動スペルでやっていますが、正直ちゃんと当たっているのか間違っているのか大変心配です。
今回は今後間違えないように確実にしたいと思います。
- though:ゾウ:だけれども
- through:スルー:を通って
- thought:ソウト:thinkの過去形/過去分詞形
- thorough:サラ:完全な
「though」
これは接続詞で、その後にS+Vが続いて、「s+vだけれども」という
譲歩の接続詞になります。
例えば、
Though it was raining, I went swimming.
(雨が降っていたけど、泳ぎに行った。)
次に 「through」です。「though」の「th」の後に「r」が入ってます。
これは前置詞で「~を通りぬけて、貫いて」といった意味です。
The train went through the tunnel.
(電車がトンネルを通過した。)
It took them two hours to get through the traffic.
彼らは渋滞を抜けるのに2時間もかかった
そして 「thought」。 「though」の最後に「t」が付いています。
- thought:thinkの過去、過去分詞
I thought it was going to rain today, but did not.
(今日雨が降ると思ったけど、降らなかった。)
あと「thorough」という形容詞があります。
「though」の「th」の後に[or」が入っています。
これは「徹底的な、完璧な」という意味なのですが、
競馬でよく聞く、サラブレッドの「サラ」ってこれなんです。
「thoroughbred」と綴って、「純血種の」という形容詞と
「純血種の動物」という名詞になります。