イギリスの賃貸物件へのご入居立ち会いサービス

イギリスやロンドンでお部屋を借りるとき、「入居立ち会い(チェックイン)って何をするの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、JTECPCのチェックイン立ち会いサービスの内容やメリットを、現地の不動産プロがわかりやすく解説します。

筆者はロンドン在住14年、不動産業界で12年のキャリアを持つ現役エージェント。これまで900件以上の入居チェックインに立ち会ってきた実績から、実際によくあるトラブルや注意点も交えてご紹介します。

イギリスで賃貸物件に入居予定の方や、立ち会いサービスの利用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

なぜチェックイン当日に問題が起きるのか?

山田さん

前のテナントさんが直前まで普通に住んでいたのに、急に問題が起きるのはおかしくないですか。

そう疑問に思う大家さんや新入居者の方は多いです。

しかし、入居チェックイン時のトラブルは実際によく起こります。
家電や大物家具などが賃貸物件に一緒についてくるのが普通のイギリスでは、よくあるケースなのです。

その主な原因は次の2つです。

前の入居者が不具合を報告せずに退去してしまった

洗濯機の水漏れやヒーターの異音など、軽微なトラブルを報告せずに退去するケースは非常に多いです。
結果として、新しい入居者が最初に不具合を発見することになります。

清掃業者が退去後に機器や設定をいじってしまった

退去後の清掃で「冷凍庫の電源を抜く」「水の元栓を止める」などの作業が行われることがあります。
しかし、設定を元に戻さないままにすると、入居当日に動かない機器が出るのです。

このような日本では考えられないようなイギリスならではの賃貸事情があるため、入居時に問題がない方が良いですが、問題を入居初日に発見できたら、それはそれで不幸中の幸いと言って良いと思います。

インベントリークラークは「見た目」だけをチェックします

イギリスの多くの物件では、入居・退去時に第三者の書記(Inventory Clerk)がチェックを行います。
しかし、彼らの業務範囲はあくまで「見た目の状態の記録」に徹しています。

つまり、

  • 壁や家具の傷、シミ、破損の有無
  • 電気・ガス・水道メーターの数値

…といった外観チェックのみで、実際に機器が正常に動くかは確認しません。
つまり、オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、食洗機、暖房、お湯(ボイラー)などが動かないまま引き渡されることも珍しくありません。異なる国・土地で、入居当日に大事な家電が動かなかったら、とても焦りますよね。

JTECPCの入居立ち会いのサービス内容

JTECPCでは、現地スタッフが入居者に代わって細部まで動作確認と使い方サポートを行います。
主なサポート内容は以下の通りです。

  • 🛏 ベッドサイズを測定し、寝具購入をサポート
  • 🔥 ボイラー・ヒーターの使い方を現地でご説明
  • 📺 テレビ・電話線・ネット配線の位置を確認
  • ⚡ 電気・ガス・水道メーターの場所を確認・記録
  • 🧺 洗濯機・食洗機を実際に動かし、水漏れをチェック
  • 🚿 シャワー・トイレの水漏れと温水の確認
  • 🔑 すべての鍵を動作確認し、謎の鍵がないか確認
  • 🗑 ゴミ出しの場所・日程を確認
  • 📅 契約更新日・終了日をスマホカレンダーにリマインダー登録
  • ☎ 緊急連絡先を再確認

これにより、入居初日に「動かない」「壊れている」と慌てるリスクを最小限にできます。

プロに立ち会ってもらうメリット

もちろん、ご自身でもマニュアルやYouTubeを見ながら操作方法を確認できます。
しかし、実際の現場でボイラーや家電の挙動を把握するには経験と知識が必要です。

JTECPCのスタッフが同行することで、

  • 入居初日のトラブル回避
  • 英語での設備説明ストレス軽減
  • 問題発見時の即時対応(代理報告含む)

といったメリットがあります。

料金について

JTECPCの入居立ち会いサービスの料金は、物件の規模とエリアにかかわらず、明朗会計で設定されています。
詳しくは弊社の料金表をご確認ください。

まとめ

イギリスでの入居立ち会いは、見た目以上にリスクが多い工程です。
しかし、専門スタッフのサポートがあれば、「初日から安心して住める環境」を確実に整えることが可能です。

ロンドン・マンチェスターなどイギリスで賃貸物件の入居を控えている方は、
ぜひJTECPCの「入居立ち会いサービス」をご活用ください。

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