日本から英国へ犬猫を|知らないと隔離される真実

犬猫をイギリスに連れて行く前に
あやか

ヒースロー空港でパトラッシュが押収されました。

去年の冬、僕のところに駆け込んできたお客さんから聞いた一言。

原因は、たった1日のズレ。

マイクロチップを入れる前に狂犬病ワクチンを打ってしまっていた。

書類の日付を見た英国の検疫官の判断は冷酷で、即・隔離。引き取りまで数週間、追加費用は四桁ポンドに膨れ上がりました。

知らなかっただけで、こうなる。これがリアル。

ペットも一緒にイギリスに連れていけるって聞いたけど、手続きが複雑すぎて何から手をつければいいのか…。家もペット可じゃないと借りられないし、不安しかないんだけど。

順序さえ間違えなければ大丈夫。ただし、順序を間違えると一発で隔離。今日はその「順序」と、2026年5月の法改正で激変したペット賃貸の戦い方を、ぜんぶ話します。

目次

2026年5月、英国のペット賃貸は比較的楽になった

不動産を内見する家族と犬

2026年5月1日。Renters’ Rights Act 2025(以下RRA)が正式に施行されました。これがどれくらい大きいかというと、英国の賃貸市場のルールがここ40年で一番変わったレベル。ペット飼い主にとっては追い風です。

ざっくり言うとこう。

大家は、テナントからの「ペット飼っていいですか?」というリクエストを、合理的な理由なしには断れなくなった。しかも書面リクエストには28日以内に回答する義務まである。これ、ペットと暮らす人にとっては革命です。

ただし、追い風だけじゃない。落とし穴もある。フラット(マンション)に住む場合、上位の建物管理契約(ヘッドリース)でペット禁止になっていれば、大家がOKと言ってもアウト。これ、知らないとハマります。

「とりあえず動物連れていけば住むとこなんとかなる」は危険

正直、英国のペット可賃貸は今でも超競争。以前ペットOKの広告が出た瞬間、内見予約が30件入ったりする。法改正で大家のハードルは下がったけど、人気物件の取り合いは変わらない。

数字で見るとリアルさが伝わると思うので、Zooplaの「ロンドンの賃貸物件」を実際に検索してみました。総物件数43,615件のうち、「Pets allowed」のフィルターをかけて残るのは3,796件。割合にして8.7%です。

つまり、ロンドンの貸し出し中物件のうち、明示的にペットOKと書いてあるのは10件に1件もない。レンターズあくとの施行後の今でも、この数字は変わっていません。法律上は「合理的理由なく拒否できない」けど、広告段階で「ペット可」と明記している物件は依然としてごく少数派、ということです。

これ、何を意味しているか。法律は変わっても、大家側の「できればペットは避けたい」という潜在的な意識は、まだまだ強いということ。法律があるからと内見にノコノコ行っても、現場では「うーん、ペットはちょっと…」とやんわり弾かれるのが現実です。

だからこそ、出国前から戦略を組む必要がある。検疫の順序、輸送ルートの選び方、Pet CV(ペットの履歴書)の準備、内見での話し方。ここまで全部仕込んで、ようやくスタートラインです。

日本出国前に絶対やること|順序を1日でも間違えたら隔離

犬が狂犬病予防の注射を受けている

まずは検疫の話から。ここが一番ミスが多い。

順序はこの3ステップ。絶対にこの順番。

①ISO規格(15桁)のマイクロチップを装着
②その後に狂犬病ワクチンを接種
③接種日から21日間、待機

逆にすると無効。同じ日でもダメ。たとえばマイクロチップなしの状態で過去に打ったワクチンは、英国にとっては「ノーカウント」。チップを入れた後にもう一度打ち直しになります。

これ、日本の獣医さんでも「ペット渡英の経験あり」じゃないと意外と知らないんですよね。普通の予防接種スケジュールで動かすと、あとで全部やり直し。時間とお金が二重にかかる。

ISO規格15桁のマイクロチップって何が違うの?

日本のペットショップで入れたチップが古い10桁規格だったり、独自規格だったりすると、英国の検疫場のリーダーで読めない。読めない=個体識別不能=書類の信ぴょう性ゼロ、という扱いになります。

結論、ISO 11784/11785準拠の15桁チップを再装着する必要があるケースが結構ある。出国前に獣医に「これISO 11784/11785ですか?」と一言確認するだけで、悲劇が一つ減ります。

日本は「リスト国(Part 2)」だから抗体価検査は不要

一部のブログで「血液検査が必要」と書かれていますが、それは古い情報か、リスト外国の話。日本は英国にとってリスト国(Part 2)に分類されているので、抗体価検査(Titer test)は不要です。

これ、知らずに3〜6ヶ月の検査期間を待ってる人がいるんですよ。もったいない。日本発なら、マイクロチップ→ワクチン→21日待機、これだけで検疫上の準備はOK。

GB Pet Health Certificateは「渡航の10日以内」

もう一つ大事なのが、英国指定の獣医さんに発行してもらう「GB Pet Health Certificate(健康証明書)」。これが渡航日の10日以内じゃないと無効。

たとえば6月20日に出国するなら、6月10日以降に発行してもらわないとダメ。早すぎても遅すぎてもアウト。逆算してスケジュールを組まないと、せっかくチップもワクチンも完璧なのに、書類1枚で詰みます。

そして出発の10日前までに、日本の動物検疫所(AQS)へNACCSシステムから輸出検査の事前申請。これも忘れると当日ヤバい。

ここまでぜんぶ正しく守れば、英国到着時の係留隔離(Quarantine)は免除。空港でちゃんと書類を見せて、すんなり通過できます。

猫はどうなの?基本は犬とまったく同じ、ただし1つだけ違う

ここまで「愛犬」を例に話を進めてきたけど、猫の場合はどうなのか。よく質問されるので、まとめておきます。

結論、ほぼ全部いっしょ。マイクロチップ(ISO 15桁)→狂犬病ワクチン→21日待機、というステップは犬も猫も同条件です。「うちの子は猫だから狂犬病ワクチンいらないよね?」と思いがちだけど、英国に入れるなら必須。日本国内では猫の狂犬病ワクチンは法定義務じゃないので、これに気づかず手続き全停止する人が結構います。

GB Pet Health Certificate(10日以内)も、AQSへのNACCS事前申請も、犬とまったく同じ。Le Shuttleの料金£24も犬猫共通です。

1つだけ違うのが、「サナダムシ駆虫」。犬は英国到着の24〜120時間前に獣医で駆虫処置を受ける必要があります。猫はこの処置は不要です。たったこれだけ。

あと、輸送面で言うと、猫の方がストレスに弱い子が多いので、Le Shuttleルート(車内同乗)の優位性が犬よりさらに大きい。狭いケージで20時間揺られるのと、自分の匂いがする車の中で35分過ごすのでは、猫の精神状態が天と地ほど違います。

飛行機?ユーロスター?|実は「あの方法」が一番ペットに優しい

ユーロトンネルで猫を連れている家族

次の関門が、輸送方法。ここで多くの人が「えっ?」となるポイントがいくつかある。

直行便はカーゴ扱い一択(補助犬以外)

羽田や成田からヒースローへの直行便。ANAでもJALでも、ペットを客室に持ち込むことは原則できません。日本→英国の直行便は、ペットは必ず「Manifest Cargo(マニフェストカーゴ=航空貨物)」として、空調管理された専用の貨物室に乗せられます。

「ケージ越しに会いに行ける」とかもなし。出国時に預けて、現地で受け取るまで会えない。フライト約12時間、トランジット時間込みだと20時間近く隔離。これ、けっこうペットにとってはストレスです。

ユーロスターはロンドン路線で全面禁止

「じゃあヨーロッパ大陸まで飛んで、列車でロンドンに入ればいいじゃん」と思いますよね。残念ながら、ユーロスター(パリ・ブリュッセル⇄ロンドン)はペットの乗車を全面的に禁止しています。例外は補助犬のみ。

これ、意外と知られてなくて、現地のホテルでチェックインの時に「明日ユーロスターで行く予定です」と言って衝撃を受ける人がいる。物理的に乗れません。

裏技:パリまで飛んで、Le Shuttleで車入国

じゃあどうするか。最近ロンドン在住の日本人の間で広がっているのが、このルート。

日本→パリ(シャルル・ド・ゴール)or アムステルダム経由でペットを客室に持ち込み、現地でレンタカーまたは知人の車をピックアップ。そのままユーロトンネル(Le Shuttle)の車載シャトルでドーバー海峡を越えて英国入国、という流れ。

Le Shuttleの何がいいかって、ペットは飼い主の車の中にずっといられる。ケージを開けてもいいし、膝の上に乗せてもいい。所要時間は乗船から下船まで約35分。空港の貨物室で12時間揺られるのと比べたら、ペットへの負担が文字通り桁違い。

料金は1匹あたり片道£24(2026年現在、犬・猫共通)。補助犬は無料です。車1台分のシャトル料金とは別に発生します。

事前にLe Shuttleの公式サイトで「Pet Reception」を予約しておく必要があるので、当日いきなり行ってもダメ。これも要注意。

えっ、ユーロスター使えないの…?じゃあヨーロッパから車で陸路って大丈夫なの?

Le Shuttleなら車内に一緒にいられるんだよ。実はこれ、ペットへのストレスが一番少ないルート。費用は飛行機より少し上がるけど、その価値はある。

【超重要】2026年5月1日からペット賃貸の常識が180度変わった

レンターズアクト2025が可決

ここからが本題。法律の話。眠くなる人が多いところだけど、ここを知ってるか知らないかで、ロンドンでの住居探しの勝率が変わります。

大家は28日以内に書面で回答する義務がある

レンターズアクト2025の下では、テナントは大家に対してペット飼育を書面でリクエストできて、大家は28日以内に書面で回答する義務がある。回答なしで放置はダメ。理由なき拒否もダメ。

たとえば、5月10日に「猫を1匹飼いたい」というメールを送ったとする。大家が6月7日までに何も返信しなければ、それは「黙示の同意」とみなされる方向で動きます。

もし大家が「ダメ」と言うなら、その「合理的な理由(Reasonable grounds)」を書面で説明しないといけない。たとえば「上のフラットがアレルギーで、医師の診断書がある」とか「物件のヘッドリースで動物禁止が明記されている」とか。「なんとなくイヤ」では通りません。

「ペット用に敷金プラス3週間」は違法。8週間説の誤情報に注意

これ、めちゃくちゃ誤情報が出回ってるので強調します。

Tenant Fees Act 2019により、英国の敷金は家賃の5週間分が上限(家賃が年£50,000未満の場合)。これは今も変わりません。RRAの審議段階で「ペットのダメージに備えて、追加で3週間分(合計8週間)の敷金を認める」という修正案が出ましたが、議会で却下されました。

つまり、大家が「ペット可にする代わりに敷金を8週間分払って」と言ってきたら、それは違法。受け入れる必要はないし、応じてしまうと後で取り戻せます。

「ペットレント」も禁止|入札競争で釣り上げると最大£7,000罰金

もう一つ、よくある勘違い。「家賃を上乗せすればペット可にできる」というアプローチも、今はNG。

RRAでは、明確な「Pet rent(ペット手数料としての家賃上乗せ)」の追加徴収は禁止。さらに、賃貸の入札競争(Bidding wars)も禁止されました。広告された家賃以上の金額を大家が受け取ると違法で、最大£7,000の罰金が科せられます。

ここがポイントで、テナント側が「家賃を月£200上乗せするからペット可にして」と提案するのも、構造的にアウト。法律の趣旨に反します。

じゃあ大家の不安はどう解消する?

「お金で解決できないなら、どうするの?」となりますよね。答えは2つ。

1つ目:ペット賠償責任保険(Pet Liability Insurance)への加入を、テナント側から先手で提案する。「もし愛犬が物件を傷つけたら、この保険で全額カバーできます」と証書を見せる。これは合法だし、大家にとって何より安心材料。

2つ目:退去時のディープクリーニングを契約書に組み込む。プロのクリーニング業者を入れて、ペット臭・毛・汚れを完全に除去することを書面で約束。退去立会いの時のトラブル予防にもなる。

この2つを内見の時点で大家に提示すると、印象がガラッと変わります。「あ、この人ちゃんと考えてる」と。法改正で交渉のフレームが変わった以上、戦い方もアップデートが必要です。

物件選びの正解|フラットよりハウス、フラットならBTR一択

ロンドン、イーリングのディケンズヤード

法律はOK。でも実際、どんな物件を狙えばいいのか。

圧倒的にハウス(戸建て)が有利な理由

結論から言うと、戸建ての方が勝率が高い。理由はシンプルで、ヘッドリース問題に引っかからないから。

英国のフラット(マンション)の多くは、土地の所有者(フリーホルダー)がいて、その上に長期リース(リースホールド)が乗っかる構造。建物全体の管理ルールがヘッドリースで決まっていて、そこに「No animals allowed」と書かれていると、各部屋の大家がOKと言っても変えられません。

これ、新法でもひっくり返せない。RRAの「ペット拒否は合理的理由が必要」のルールは、ヘッドリースによる禁止条項を「合理的理由」として認めているからです。

戸建て(house)なら、原則オーナー1人の判断で動く。法改正の恩恵をフルに受けられます。

フラットしか選択肢がないなら、Build-to-Rent(BTR)一択

「予算的にロンドン中心部の戸建ては無理」という人も多い。その場合は、Build-to-Rent(BTR)と呼ばれる賃貸専用マンションを狙うのが最強です。

BTRは、単一の事業者が建物全体を所有・運営する大型賃貸専用物件。最初から「貸し出すための建物」として設計されているので、ペット可を前提にしたアメニティが充実しています。

具体例を出すと、Wembleyの「Quintain Living」(Ferrum、Canada Gardens、Madison、Landsbyなど)には敷地内にドッグパークがある。Canary Wharfの「Vertus 8 Water Street」は屋上にドッグアジリティコース完備。「Greystar Ten Degrees」(Croydon)にはペットスパまである。「Lendlease」のElephant Parkや「Folio London」もペット可前提のBTR。

普通のフラットを100件当たって全滅するより、最初からBTR数件に絞った方が圧倒的に効率的。これ、ロンドン在住者の間ではもう常識です。

BTRの落とし穴|「ペットライセンス」がないと飼えない物件がある

ここ、BTRを狙う人にぜひ知っておいてほしいんですが、BTRや大型管理物件の中には、独自の「Pet Licence(ペットライセンス)」や「Pet Permit(ペットパーミット)」制度を持っているところがあります。

仕組みはこう。建物全体を管理する事業者(ヘッドリース側)が、入居者ごとに個別の「ペット飼育許可証」を発行する形。テナントが部屋の大家とサブリース契約を結ぶ前に、または結んだ直後に、管理側へ申請して審査を受け、承認されれば許可証が交付される、という流れです。

たとえば、イーリングの「Dickens Yard」のような大型開発エリア。ここはRetail/レジ複合の街区で、ペット用のブティックや動物病院まで揃っているペットフレンドリーな印象だけど、住居ユニット側のヘッドリース・マネジメント規約で、ペット飼育には事前にビルマネジメント承認+ペットライセンス発行が必要、というケースがあります。実際、Dickens Yard内のショートステイ系アパートは公式に「pets are not allowed」と明記されていて、長期居住側でも申請承認が必要。

これ、何が怖いかというと、「部屋の大家がOKと言ってるから」と契約してしまった後で、ビルマネジメントから「ペットライセンスが下りていないので飼育不可」と言われるパターン。レンターズアクト2025法の下でも、これは「合理的な拒否理由」として認められる可能性が高い。

対策はシンプルで、「物件の申し込み前に、必ずビル側のペットポリシーとライセンス制度の有無を確認する」これだけ。エージェントに聞いて口頭でOKをもらうだけじゃダメで、ビルマネジメントの公式書面(Building Pet Policy)を取り寄せて確認する必要があります。

BTRの中でも、Quintain LivingやVertusのようにペット同伴を前面に押し出している物件は、申請プロセスがシンプルで承認も早い。逆に、見た目はペットOKっぽいけど内部規定が厳しい物件は、申請自体が通らないこともある。ここの目利きが大事です。

内見前に作っておけ|大家の心を掴む「Pet CV」の中身

pet CV

物件を見つけたら、次はオファー(申し込み)。ここで他のペット飼い主と差をつけるのが、Pet CV(ペットの履歴書)です。

これ、聞き慣れない人も多いと思うけど、英国のペット可物件オファー競争では完全にスタンダード。1〜2ページのPDFにまとめて、申込書と一緒に提出します。

絶対に書く項目8つ

ザッと書くとこんな感じ。

1. 「基本情報」:名前、年齢、犬種・猫種、体重、性別、去勢・避妊済みかどうか
2. 「マイクロチップ番号」:ISO規格の15桁
3. 「写真」:落ち着いた状態の写真を1〜2枚(後述)
4. 「ワクチン接種記録」:直近の接種日と次回予定
5. 「ノミ・ダニ予防の実施状況」:使用している製品名と頻度
6. 「しつけ・性格」:おとなしい、無駄吠えしない、トイレトレーニング済み等
7. 「資格」:英国なら「Kennel Club Good Citizen Dog Scheme」のBronze/Silver/Gold(Bronzeでも十分アピールになる)
8. 「リファレンス」:日本の前の大家・獣医からの推薦文(英訳付き)

写真は「興奮した姿」より「寝てる姿」を選べ

地味だけどここ、超大事。

大家の目線で考えてみてください。ボール追いかけて空中ジャンプしてる写真と、ソファでスヤスヤ寝てる写真。どっちが「うちの物件で大人しくしてくれそう」と感じるか。

答えは後者。Pet CVに使う写真は、グルーミングされた清潔な姿で、リラックスしているシーンを選ぶ。これだけで内見後のオファー通過率が体感で2割は変わります。

日本の元大家リファレンスは強烈に効く

「日本の前の大家から、騒音や傷の問題は一度もありませんでしたという一筆をもらってる」と言うと、英国の大家は本気で食いつきます。理由は、彼らが一番恐れているのが「貸してみたら問題児だった」リスクだから。

第三者の証言、それも法的な責任を負う立場の人からの証言は、何より強い。日本の大家さんに英訳付きで一筆書いてもらうのは、ぜひやってください。獣医さんからの健康証明書もセットで添付すると完璧です。

ここまで聞いて、もう自分一人じゃ無理な気がしてきた…。検疫、輸送、法律、Pet CV、全部やる気力ない。

正直、検疫の順序ミスと法改正の組み合わせは個人で乗り切るのキツいよ。だから僕がいるんだけどね。

JTECがサポートできること

ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。もう気づいてると思いますが、日本からペットを連れて英国で賃貸を勝ち取るって、純粋にやることが多いです。

検疫の順序を間違えてヒースローで隔離。Le Shuttleの予約を忘れて当日乗れず、現地で1泊延長。Pet CVを準備せずに内見に臨んで、競合の英国人ファミリーに負ける。8週間敷金を要求されて疑問も持たずに払ってしまう。これ、全部僕が実際に相談を受けたケースです。

JTECは個人事業主としてロンドンでリロケーションサービスをやっていて、日本人ファミリーの英国移住を一貫してサポートしています。ペット同伴の案件もこれまで何件もハンズオンで対応してきた。

具体的にやれること:


・ペット可物件の事前スクリーニング(ヘッドリース確認込み)
・Pet CV作成(英文、レイアウト含む)
・大家・エージェントとの交渉(保険・クリーニング条項の織り込み)
・入居時の立会いとインベントリーチェック

つまり日本でやることに関しては上記をご参考にご自身でやって下さい。イギリスに来てからのペット可のお住まい探しはお任せ下さい

「ぜんぶ自分でやって失敗したくない」「時間より確実性が欲しい」という人は、出国の3〜4ヶ月前を目安にご相談ください。早ければ早いほど、選べる選択肢が増えます。

愛犬・愛猫と一緒にロンドンで新しい暮らしを始める。それは正しい順序と正しい知識さえあれば、ちゃんと実現できる。怖がる必要はないけど、なめると痛い目に遭う。そういうテーマです。

準備はお早めに。ヒースローの隔離部屋に愛犬を取り残す未来は、避けましょう。

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この記事を書いた人

西島伸一朗のアバター 西島伸一朗 代表 / ディレクター

JTECのディレクターであり創業者。
2007年にロンドンへ移住。アクトンの日系不動産仲介を皮切りに、ノッティングヒルやフィンチェリー、さらにイーリングといった地域で豊富な賃貸仲介経験を積み、独立。Level 3 Certificate in Letting and Managing Residential PropertyとLevel 3 Award in The Sale of Residential Propertyと取得済。
趣味はバドミントン。グーナーであり、Saunaguildの運営者。

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