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2019年 ロンドンの賃貸物件 家賃高っ! Rental Price in London

 車の運転がしたかったらと言う理由で賃貸の不動産コンサルタントになり、ロンドンで11年が過ぎようとしています。ブレクジットの不安定な情勢の真っ最中で不安になり、なんとなく気が紛れるかもしれないと思い、ブログを初めて見ました。

 

 

 2019年の現在でもロンドン中心部で1DK(One bed room)、45平米前後で大体1800ポンド、27万円ぐらい。ワンルーム、1K、(Studio)35平米前後であっても1400ポンド、20万円ぐらいはします。ロンドンは海外からの留学生が多いですが、学生はほとんどが大学の所有する寮に入るか、寮にたまたま入れても、それは最初だけで後からシェアのフラット(集合住宅)かハウスに賃貸して住まなければなりません。一人で賃貸するのは親が相当な資産家ぐらいであまり一般的ではありません。

 

 今から7年ほど前に、オックスフォード大学を卒業したエリートで、JPモルガンに務める中国人のお住まいを探したことがありましたが、そんな彼も大学の同級生とシェアする必要がありました。場所はサウスケンジントンの一等地で、ナチュラルヒストリーミュージアムの真横にある、2DKだったと思います。大きさは80平米ぐらいあったと思いますが、住まいの状態はそうでもなく、イギリスの親戚のお婆ちゃんのお家みたいな伝統的で古い感じの印象でした。当時で月2100ポンドは結構安かったと思います。

 

 ロンドンの家賃は昔から高いんですと言う例で、よくシャーロック・ホームズの『緋色の研究』の話をすることがあります。『緋色の研究』はシリーズの最初の作品です。この小説はワトソン博士の一人称、日記調で書かれています。軍医だったワトソン博士はインドで負傷し、さらにインドの病院にいる間にチフスにかかってしまいます。結局イギリスに送還され、親戚や友人もいなかったので、当時は下水溜と言われた大都会のロンドンに当てもなく行ってみることになります。ストランド(繁華街ウェストエンドとビジネス街、シティの間にある)のホテルに泊まってニート生活をしていましたが、ホテル暮らしは費用が高くお金がつきて来ます。

 

 ある日病院で働いていた時の助手にたまたま酒場で会います。その知人に安い下宿はないかと聞いたら、病院の研究室にいる男が、いい部屋を見つけたが、自分一人で占領するには家賃が高すぎるのでシェアしてくれる人を探していました。この人物がホームズです。私立探偵であるホームズと、無職ではありましたが高学歴で経験もある医者のワトソン博士ですら当時からシェアするしか家賃物件が借りられないくらいロンドンの家賃相場が高かったのです。この賃貸したフラットがあの有名なベイカーストリートの221B番地で、現在シャーロック・ホームズ博物館になっています。こんな言い方をするとホームズが本当に生きていたみたいですけどね。ベイカーストリートは、隣接するマリルボーン駅にあり、ロンドン中心部の交通の起点でもあります。ただ先ほどあげたサウスケンジントンと比較すると高級住宅地ではないかもしれません。日本の方は便利で、リージェントパークにも近い便利なこの辺りにも住んでいます。

 

 

 ロンドン中心部で不動産の紹介をしていると車の渋滞に巻き込まれます。そうすると、どうしてもお客様と時間つぶしの話が必要なので、こんな感じの小ネタを仕込んでいます。こんな感じの話や、実際にロンドンで賃貸するに有用な情報をこれから伝えていきたいです。

 

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