山田さんイギリスのバーミンガムに駐在することになりました。賃貸仲介お願いできますか。
バーミンガムの賃貸仲介ならJTECにお任せください。
イギリス第2の都市、なのに「住む場所」としてはどこか敬遠されがち。
それがバーミンガムです。人口の約40%が25歳未満という若さ。ロンドンと比べて家賃は3〜5割安い。それでも「治安が…」「街の雰囲気が…」と一歩引かれる。
でも、ちょっと待ってください。エリアの選び方を間違えなければ、バーミンガムはロンドン郊外よりよっぽど落ち着いた街でもあります。グラマースクールの充実度はロンドン以外で英国トップクラス。HS2(ハイスピードレール2)の整備が進めば、ロンドンとの距離はさらに縮まります。日本人駐在員のお子さん向けには土曜の補習校もあります。
JTECは2008年からイギリスの不動産業界に関わっていますが、バーミンガムへの赴任相談は年々増えています。今回はその現場で見えてきた「本当のバーミンガム賃貸事情」を、データとあわせて整理してみました。
バーミンガムって治安が悪いって聞くんですが、子育て世帯が住むのは厳しいですか?英国第2の都市って聞くわりに、なんだかネガティブな評判ばかり目に入ってしまって…。
Sutton ColdfieldやHarborneは、ロンドン郊外より落ち着いていると評価される住宅街。グラマースクールの充実もロンドン以外では英国屈指です。
バーミンガムのエリアの特徴


バーミンガム(Birmingham)は、イングランド中央部・West Midlands(ウェスト・ミッドランズ)の中核都市。人口は約115万人で、ロンドンに次ぐ英国第2の都市です。産業革命の拠点として「世界の工場」と呼ばれた歴史を持ち、現在はビッグ・シティ・プランという大規模再開発と高速鉄道HS2の整備で、商業・テクノロジーの拠点へと一気に変貌しつつあります。
街の印象を決めているのは、やはり「若さ」です。人口の約40%が25歳未満という数字は、ロンドンですらなかなかない密度。バーミンガム大学(エッジバストン)、アストン大学(市中心部)、バーミンガム・シティ大学(イーストサイド)の3校が合わせて巨大な学生人口を抱えています。これが賃貸需要の強い土台になっていて、市場が常に動いている理由でもあります。
住む場所としての顔は、エリアによって極端に違います。Sutton Coldfieldのような北部の住宅街は、緑が多く昔ながらの英国郊外。Harborneは「村の雰囲気」を残した専門職向けエリア。Edgbastonは大学・病院・歴史的邸宅が並ぶ落ち着いた地域。一方で、Bull RingやNew Street駅周辺の中心部は、商業と人通りが集中する完全な「都会」です。同じ街なのに、別の街に来たような感覚になります。
建物については、ジョージアン期の邸宅、ビクトリアン期のテラスハウス、戦後のセミデタッチド、そして近年急増しているBuild-to-Rent(BTR)の高層アパートメントが混在しています。建物の年代や様式で家賃も使い勝手も変わるので、イギリスの住宅様式について詳しくはこちらもチェックしてみてください。バーミンガムの住宅地を歩くと、英国住宅史の縮図がそのまま見られるような街です。
バーミンガムとロンドンの公共交通機関


ロンドンへの接続は、英国の地方都市の中でもトップクラスに便利です。ここがバーミンガム最大の武器の一つ。
主役はBirmingham New Street駅から出るAvanti West Coastの直通列車。London Eustonまで最速約1時間20分、ピーク時で20分間隔という頻度です。早朝から深夜まで運行があり、ロンドンで会食や仕事の予定が入っても日帰りが当たり前。終電も比較的遅くまであるので、「終電を逃して泊まり」というシナリオはほぼ起きません。
そして大きいのがHS2(High Speed 2)。Birmingham Curzon Streetが新設される計画で、これが開通するとロンドンまで45分程度という見込み。完全開通の時期は段階的ですが、すでにバーミンガムの不動産価格に影響を与え始めています。「将来のロンドン通勤圏」として中長期視点で物件を選ぶ駐在員が増えているのも事実です。
長距離バスを使う選択肢も。NationalExpressやMegabusがLondon Victoriaまで2時間半〜3時間。料金は鉄道の3分の1〜半額程度で、若手駐在員や学生に人気があります。車ならM6・M40経由でロンドンまで2時間半前後。ただしロンドンに入ってからのCongestion Charge(混雑税)とULEZ(超低排出ゾーン)課金は計算に入れておいたほうがいいです。
市内移動は、West Midlands Metro(路面電車)とバスが中心。地下鉄はありません。Sutton ColdfieldやHarborneのような住宅地に住む場合、駅徒歩圏かバスのルートを最初にチェックすることをおすすめします。バーミンガムは車社会の側面もあるので、駐車場の有無でも家賃が大きく変わります。
バーミンガムの治安


正直に書きます。バーミンガムの統計上の犯罪率は1,000人あたり128.63件と、英国主要都市の中では高めです。ただ、この数字は中心部の犯罪が押し上げているのが実態。住宅地と中心部はまったく別の物差しで見るのが正しい読み方です。
JTECとしてファミリー駐在員に推奨しているのは、以下の3エリアです。
Sutton Coldfield(サットン・コールドフィールド):市北部の独立性の高いエリアで、Hill HookやLittle Suttonあたりは犯罪率が極めて低い。広々とした庭付きの戸建てや、しっかりしたセミデタッチドが多く、子育て世帯に人気。「バーミンガム市内とは思えない静けさ」とよく言われます。
Harborne(ハボーン):市南西部。「村の雰囲気」を残した専門職向けエリアで、High Street沿いにカフェ・パブ・ブティックが揃っています。教育水準の高い家庭が集中していて、治安・利便性・コミュニティの3拍子が揃った稀有な地域。
Edgbaston(エッジバストン):バーミンガム大学・QEH(Queen Elizabeth Hospital)に近く、緑豊かで歴史的邸宅が並ぶ高級住宅街。中心部寄りの一部はやや注意が必要ですが、Edgbaston本体はずっと安定しています。
JTECとしてファミリー層には積極的に推奨していないエリアもあります。
Birmingham City Centre(中心部)は商業の中心地で犯罪率1,000人あたり349.9件と、市内ワースト水準。Bordesley Green、Aston & Newtown、Ladywood、Lozells & Handsworthといったエリアは、車両犯罪や暴力犯罪の報告が多めで、住むには慎重な検討が必要です。
気をつけたいのは、不動産屋の「ここはBirmingham B17ですよ」という案内だけで判断しないこと。郵便番号エリアは広く、同じB17でも通り一本で雰囲気が変わることがあります。Police.ukの犯罪マップで「通り単位」まで確認するのが鉄則です。イギリスで簡単にできる7つの防犯対策も合わせて読んでおくと、入居後の備えがしやすくなります。
バーミンガムの賃貸物件の価格の平均


2026年3月時点のバーミンガムの平均月額賃料は£1,086(前年比+3.5%)。間取り別に見ると以下の通りです。
- Studio(ワンルーム):約£800〜£900
- 1ベッドルーム:£821
- 2ベッドルーム:£992
- 3ベッドルーム:£1,119
- 4ベッドルーム以上:£1,563
ロンドンの2ベッドルーム平均が£2,000〜£2,500というレンジを考えると、同じ間取りで5〜6割の家賃で済む計算。コスト効率は明確です。3ベッドルーム以上のテラスハウス・セミデタッチドが£1,119前後で出てくるあたりに、バーミンガムのコスパの本領が見えます。
ただし、エリアによる差はかなり大きいです。Sutton ColdfieldやEdgbastonの庭付き4ベッドルームは£2,000〜£3,000超まで上がりますし、中心部のBuild-to-Rentアパートメント(The LansdowneやEnclave等)は2ベッドで£1,800〜£2,500というプレミアムレンジ。「平均値」だけで予算を組むと現実とのギャップが大きくなるので、希望エリアの実勢を見て計画するのが安全です。
※2026年3月時点/出典:ONS Private Rental Index、Rightmove・Zoopla掲載データより
バーミンガムの物件の特徴


ここはバーミンガムの「リアル」が見えるセクション。中心部と郊外で物件の性格がきれいに分かれます。
2026年4月30日時点のRightmove掲載データでは、バーミンガム全体の賃貸物件4,609件中、Furnished(家具付き)と分類されている物件は3,271件。比率にすると71.0%です。これはイギリスの地方都市の中ではかなり高い数字。中心部のBTR物件と学生・若年プロフェッショナル向けアパートメントが供給を厚くしているのが理由です。
ただし注意点があります。間取りが大きくなるほど家具付き比率は下がります。
Sutton ColdfieldやHarborneの3〜4ベッドルームのテラスハウス・セミデタッチドは、圧倒的に「Unfurnished(家具なし)」が主流。カーテン・カーペット・基本的な白物家電(オーブン・冷蔵庫・洗濯機)は付いていることが多いですが、ソファ・ベッド・ダイニングテーブルは自前で揃える前提で予算を組むのが現実的です。
イギリスの「Furnished」の意味も日本と少し違います。テラスハウスとセミデタッチドの違いも含め、そもそもの分類がわからないという方はイギリスの13の住まいの種類を一度確認しておくと、内見時の判断が早くなります。
ペット可物件については、もう少しシビアです。同じく2026年4月30日時点のZoopla掲載データでは、バーミンガムの賃貸3,492件中、ペット可と明示されているのは244件。比率は7.0%。英国全体の平均(約7%)とほぼ同じです。明示されている物件だけで絞ると、選択肢が一気に10分の1以下に減るのが現実。
ここで効いてくるのが2025年に成立したRenters’ Rights Actです。3つのポイントを押さえておきましょう。
第一に、法律の背景。2025年10月にRoyal Assentを受けたRenters’ Rights Actにより、イングランドのテナントには「ペット飼育を申請する法的な権利」が付与されました。家主は「合理的な理由」がない限り拒否できません。
第二に、市場への実影響。Act成立後、ペット可と明示する物件は緩やかに増加していて、前年比でおよそ+15%のペースです。2026年5月の主要施行日以降はさらに加速する見込み。一方で「Pets considered(ペット応相談)」という曖昧な掲載が増えているのも特徴で、明示なし物件にもアプローチする価値が出てきています。
第三に、テナント側の戦略。Pet CV(ペット履歴書)の準備が交渉の成否を分けます。ペットの写真、ワクチン記録、しつけの状況、過去の大家からの推薦状、これらをまとめた1〜2ページのPDFを用意しておくと、家主の不安を一気に下げられます。バーミンガム中心部のBTR物件(The Lansdowne、Enclave、The Goodsyardなど)はもともとペットフレンドリーを掲げているところが多いので、そちらを優先候補にするのも賢い選択です。
※家具付き比率・ペット可比率はいずれも2026年4月30日時点/出典:Rightmove・Zoopla掲載データより
バーミンガムの賃貸物件競争率


バーミンガムの賃貸市場は、パンデミック直後よりは落ち着いたものの、依然として動きが速い市場です。2026年初頭の段階で、人気物件1件あたりの問い合わせ数は約4.8〜10件。市場に出てから成約までの平均期間は17〜32日です。
これが何を意味するかというと、「金曜の夜にRightmoveで見つけた物件は、月曜の朝にはもう内見が埋まっている」レベルの動き。日本からリモートで探す場合、見つけた瞬間に動けないと機会を逃します。
JTECのお客様でも、リモート探しでうまくいくケースには共通点があります。WhatsAppでエージェントと直接やり取りできる体制を作る、代理内見の動画撮影をすぐ依頼する、英国でのクレジットヒストリーがない場合は6ヶ月分の家賃前払いや英国居住の保証人を準備しておく。この3点が揃っていると、勝率がぐっと上がります。
もう一点、Renters’ Rights Actとの関係も意識しておきましょう。Actでは「過剰な前払い要求の制限」が議論されていますが、運用の細部はまだ詰められている段階。エージェントによって対応が分かれるので、契約前にどこまでが許容されるかを確認することが大切です。こうした交渉や契約の落とし穴については、イギリスの賃貸契約でよくある10の誤解も合わせて読んでおくと安心です。
企業駐在員のリモート物件探しは、個人で抱え込むと体力勝負になりがちです。法人向けリロケーションサービスを活用すれば、現地での内見代行から契約交渉まで、駐在員ご本人とご家族の負担を最小化できます。
バーミンガムのカウンシルタクス


カウンシルタクスは、毎月の固定費の中でも見落とされがちな大きな項目です。バーミンガムは2026/27年度に約4.99%の値上げが入っているので、最新の数字で予算に組み込んでおきましょう。
2026/27年度のBirmingham City Council基本料金は以下の通り。
- Band A:£1,568.78(月換算 約£130.73)
- Band B:£1,830.25(月換算 約£152.52)
- Band C:£2,091.71(月換算 約£174.31)
- Band D:£2,353.17(月換算 約£196.10)
- Band E:£2,876.09(月換算 約£239.67)
- Band F:£3,399.02(月換算 約£283.25)
- Band G:£3,921.96(月換算 約£326.83)
- Band H:£4,706.34(月換算 約£392.20)
※出典:Birmingham City Council公式(2026/27年度)
単身世帯は25%の割引が適用されるので、Band Dなら年間£1,764.88になります。学生のみで構成される世帯は全額免除など、状況によって減額・免除があります。入居後すぐに自分の世帯条件で申請するのを忘れずに。
カウンシルタクスは、入居後に名義変更などの届出が必要になります。電気・ガス・水道などの公共料金の名義変更も同じタイミングで発生するので、まとめて済ませてしまうのが効率的。手続きが面倒な方はイギリス賃貸物件での入居時の公共料金の名義変更サービスを使う選択肢もあります。
バーミンガムの小中学校


バーミンガムの教育の魅力は、ロンドン以外の英国都市では随一の「グラマースクール(公立の選抜制学校)」の充実度です。Sutton ColdfieldやHarborneといった治安の良いエリアに優秀な学校が集中していて、教育目的でバーミンガムを選ぶ駐在員も少なくありません。
セカンダリー・スクール 人気校ベスト5
- King Edward VI Camp Hill School for Girls / Boys(Kings Heath):全国トップクラスのエリート校。OfstedはOutstanding。
- King Edward VI Five Ways School(Bartley Green):非常に人気の高い共学のグラマースクール。
- Bishop Vesey’s Grammar School(Sutton Coldfield):1527年創立の歴史ある男子校。スポーツ・音楽・学業のバランスが秀逸。
- St Paul’s School for Girls(Edgbaston):カトリック系の女子校。リーダーシップ教育に強み。
- King Edward VI Aston School(Aston):学問的厳格さとキャリア支援を両立する男子グラマースクール。
プライマリー・スクール 人気校ベスト5
- Chilcote Primary School(Hall Green):読み書き計算の到達度が非常に高く、保護者満足度が絶大。
- Harborne Primary School(Harborne):ハボーン地区の不動産価値を支えるOutstanding校。
- The Olive School(Small Heath):規律と学力向上で知られるイスラム系の名門校。
- Lea Forest Primary Academy(Kitts Green):リテラシー教育に定評。
- Four Oaks Primary School(Sutton Coldfield):北部の安全で落ち着いた教育環境。
注意したいのが、キャッチメントエリア(学区)の扱いです。学区は毎年変わりうるもので、不動産屋の「ここから○○校に通えますよ」という案内を鵜呑みにするのは危険。最新の入学申し込み要項をBirmingham City Councilの教育担当ページで確認するのが鉄則です。グラマースクールは入学試験(11+)があるので、そもそも住所だけで決まる話でもありません。
バーミンガムの公立小学校の入学申し込み締め切りは1月中旬。年度の途中で来英する場合は、空席のある学校をBirmingham City Councilに照会してもらう流れになります。早めに動くほど選択肢が広がる、というのは英国全土に共通する原則です。
バーミンガムのナーサリー


0〜4歳のお子さんがいる駐在員からよく相談を受けるのがナーサリー事情。バーミンガムは大学・病院・行政機関が集まっている分、選択肢は多めです。一方で人気校は待ち時間が長いので、内定が出た瞬間に申し込むくらいのスピード感が必要になります。
JTECがよくご紹介する評判の良いナーサリーは以下の通り。
- Washwood Heath Nursery School:1919年設立。多様なニーズに応えるケアで常にOutstanding評価。
- The Nest Nursery(Wood End / Copper Beech):好奇心と自立を重視したプログラム。
- Selly Oak Nursery School:バーミンガム大学近くで、大学関係者からの信頼が厚い。
- Busy Bees(Longbridge / Sutton Coldfield):大手チェーンだが、設備が最新でOutstanding評価の拠点が多い。
イギリスは3歳以降、週15〜30時間のナーサリー無償化制度(Free Childcare Entitlement)があります。所得や家庭状況によって利用枠が変わるので、入居後すぐにお住まいのCouncilで自分の世帯がどの枠に該当するかを確認しましょう。バーミンガムの場合は申請が比較的スムーズな部類で、対応が丁寧というお客様の声をよく聞きます。
来英前のビザ・身分証明の準備も忘れずに。eVisaのシェアコード発行方法を事前に確認しておくと、ナーサリーや学校への登録手続きがぐっとスムーズになります。
バーミンガムの日本人向け教育施設


ファミリー駐在員にとって、現地校の質と同じくらい大切なのが「日本語の維持」と「帰国後の進学」をどう設計するか。バーミンガムは、ロンドンほどではないものの、日本人駐在員のお子さん向けの教育リソースが揃っています。3つに分けて整理します。
現地校に通わせると、子どもの日本語が抜けていくのが心配で…。バーミンガムに日本語の学校ってあるんでしょうか?
ご安心ください。バーミンガムには「えびす塾」という土曜開校の日本語補習授業校があります。文科省認定教科書を使って国語を学べる小〜中等部の補習校で、ウェスト・ミッドランズ全域の駐在員ファミリーが通っています。
1. 日本語補習校:えびす塾(Ebisu Juku Japanese Supplementary School)
バーミンガムの日本語補習校といえば、まずえびす塾です。2010年4月設立、英国ウェスト・ミッドランズ(バーミンガム、コヴェントリー、ストラトフォードなど)の日本人児童・生徒を対象とした土曜開校の補習授業校。日本の文部科学省認定教科書を使って国語を学べる、駐在員家庭にとってはありがたい存在です。
規模感は、小学部・中等部合わせて約30名前後の小規模校。常勤教員5名+非常勤1名の体制で、児童一人ひとりに目が届きやすい環境です。乳児・幼児向けの日本語グループも同所で運営されているので、就学前のお子さんがいるご家庭にも相談する価値があります。
連絡先は smihori@gmail.com。小規模運営のため、入塾時期や学年の空席状況によって受け入れタイミングが変わることがあります。赴任が決まった段階で早めに連絡を取り、空席状況と入塾手続きを確認するのが鉄則。Sutton ColdfieldやEdgbaston、Harborneあたりに住むなら、車で30〜40分以内で通える距離感になります。
※最新の開催地・授業料・申込方法は変動するため、入塾前に必ず直接ご確認ください。
2. 日本人向け塾・オンライン日本語学習
バーミンガム市内には、日本の大手学習塾の進出はありません。ロンドンには駿台ロンドン校やJOBA、LINGOなどの帰国子女向け塾がありますが、バーミンガムから通うのは現実的ではありません。じゃあどうするか、というと選択肢は2つ。
一つは、オンライン日本語学習サービスとの併用。すらら、進研ゼミの海外受講、Z会の海外受講、家庭教師オンライン(マナリンク等)あたりが、日本人駐在員家庭でよく使われています。日本の学年カリキュラムをそのまま追えるので、「3年駐在で帰国予定」というご家庭には特に向きます。
もう一つは、ロンドンの塾の長期休暇講習やオンライン授業を活用する方法。中学受験や高校受験の帰国子女枠を狙う場合、駿台ロンドン校のオンライン授業+夏期講習でロンドン通学、という組み合わせが現実的なラインです。
「日本に帰国する前提か」「現地長期滞在の予定か」で戦略は大きく変わります。帰国時期によっては、補習校だけで十分なご家庭もありますし、塾を併用したほうが安心なご家庭もあります。JTECにご相談いただければ、駐在員仲間の経験談ベースで現実的な選択肢をご紹介できます。
3. 日本人保護者に人気のナーサリー
0〜4歳の日本人のお子さんを預けるナーサリーについては、バーミンガムには「日本語環境のナーサリー」というカテゴリの施設はありません。ロンドンには日本人会運営や日本人スタッフ常駐のナーサリーが複数ありますが、バーミンガム規模の都市にはまだそこまでのインフラはないのが現実です。
そのため、日本人ファミリーの多くは「現地ナーサリー+家庭での日本語維持」という組み合わせを選んでいます。前述のWashwood Heath Nursery SchoolやSelly Oak Nursery School、Busy Bees(Sutton Coldfield拠点)などのOutstanding評価の現地ナーサリーに通わせつつ、家では日本語のみで会話する、絵本の読み聞かせを徹底する、というスタイルです。
えびす塾には乳児・幼児向けの日本語グループもあります。週末だけでも日本語環境に触れさせたいという方は、補習校の幼児プログラムから始めるのも一つの手です。
情報収集の公式ソース
最新の補習校情報・帰国子女教育については、以下の公式機関が情報源として信頼できます。
- 在英国日本国大使館(uk.emb-japan.go.jp):英国内の補習校・日本人学校の最新リスト、教育関連の領事情報
- 海外子女教育振興財団(JOES)(joes.or.jp):帰国後の編入・受験情報、海外子女向け教材、オンライン補習
JTECとしても、バーミンガム赴任のご相談を受けたときは、現地校選びと並行して補習校・オンライン学習の組み合わせをご家庭の事情に合わせてご提案しています。お子さんの年齢、駐在期間、帰国予定の進路によって最適解が変わるので、個別にご相談いただくのが一番確実です。
バーミンガムは「都市の利便」と「郊外の余裕」をどっちも取れる街


バーミンガムは、ロンドンを意識して比較される運命の街です。家賃は3〜5割安く、HS2でロンドンとの距離はさらに縮まり、グラマースクールの充実度はロンドン以外で英国屈指。なのに、なぜか「治安が…」のイメージが先行する。
でも、エリアを正しく選べば話は変わります。Sutton Coldfieldの静けさ、Harborneの村のような温もり、Edgbastonの落ち着き。どれもロンドン中心部では味わえない「住む場所としての豊かさ」がそこにあります。日本語補習校のえびす塾もあって、お子さんの日本語維持の心配も最小化できる。中心部のBTR物件で都市生活を満喫する選択肢もあります。一つの街でこれだけ振れ幅のある選択ができる都市は、英国でも限られています。
JTECは2008年からイギリスの不動産業界で、特に日本から来られる駐在員様・ご家族様のお手伝いをしてきました。バーミンガムへの赴任が決まった、家族で移住を検討している、まずは情報収集から始めたい、どの段階でも構いません。JTECのトップページから、またはよくあるご質問にも目を通していただけると、JTECがどんなサポートをしているのかイメージしていただけると思います。
バーミンガムは、見方を変えれば英国でも有数の「コスパと教育と利便性が両立する街」です。先入観だけで候補から外すのはもったいない。エリア選びさえ間違えなければ、きっと「住んでよかった」と感じる街になります。









