ヘメルヘムステッド賃貸まるわかり【2026年版】

ヘメルヘムステッド賃貸まるわかり
山田さん

ヘメルヘムステッドとかヘメルハムステッドとかいうところに赴任になりました。賃貸仲介おねがいできますか。

西島 JTEC

ヘメルヘムステッド(Hemel Hempstead)の方が英語の発音にちかいようです。ちなみにろんどんにあるハムステッド(Hampstead)とは微妙にスペルがちがいます。ヘメルでの賃貸仲介ならJTECにお任せください。

ロンドンEustonまで電車でわずか25分。M1高速道路の出口がそのまま生活圏になっていて、ヒースロー空港まで車で40分。この距離感を「ロンドンに住む」より魅力的だと感じる駐在員ファミリーが、いま静かに増えています。

その筆頭がヘメルヘムステッド(Hemel Hempstead)。

ロンドンのど真ん中に住むほどの家賃は払いたくない、けれど通勤ストレスはなるべく減らしたい、子どもには広い庭と評判のいい学校をあげたい——そんな「都心と郊外のいいとこ取り」を狙う日系プロフェッショナルから、JTECにも問い合わせが目に見えて増えてきました。

とはいえ、いざ物件探しを始めると「日系企業に近いビジネスパークってどこ?」「Apsley駅とBoxmoor駅、どっちが便利?」「タウンセンターは避けたほうがいい?」と、現地ならではの細かい疑問が次々に出てくるはずです。この記事では、ヘメルで働く駐在員ファミリーが知っておくべきポイントを、エリアの特徴から日本人向け教育施設まで、JTECの現場目線でまるっと解説します。

NTTやエーザイ系の駐在で、ヘメルに住むことになりました。ロンドン中心部に住むのと比べて、本当に家賃は抑えられるんですか?通勤はしんどくない?

結論からいうと、家賃はロンドン中心部の半額レベルで、通勤はEustonまで25分。JTECのお客様でも「最初はロンドンで探していたけど、現地で説明を聞いてヘメルに決めた」というご家族が多いです。M1沿いの日系企業に車で10分以内で通えるのも大きな魅力ですね。

目次

ヘメルヘムステッドのエリアの特徴

ヘメルヘムステッドの空撮

ヘメルはハートフォードシャー州(Hertfordshire)の主要タウンで、ロンドンの北西約24マイル(約39km)に位置します。M1高速道路とA41のジャンクションが街のすぐそばにあり、車の動きやすさは郊外のなかでも別格。「ロンドンに通勤しつつ、車で全英にアクセスできる立地が欲しい」という駐在員の方には、まずこのエリアの名前が挙がります。

もうひとつ、住んでみるとすぐ気づくのが日系企業の集積具合です。ハートフォードシャーを含むイングランド東部には日系企業が約44社進出していて、雇用規模は15,800人以上。ヘメルのメイランズ・ビジネス・パーク(Maylands Business Park)にはNTT DATAのHemel Hempstead 2 Data Centerがあり、近隣ハットフィールドにはエーザイ(Eisai)の欧州拠点。ほかにもアサヒグループホールディングス、Niterra UK(旧NGKスパークプラグ)などが拠点を構えていて、日本人プロフェッショナルとそのご家族のコミュニティが自然と形成されています。

教育機関では、近隣のハットフィールドにキャリア重視のコース運営とビジネス連携で評判のハートフォードシャー大学(University of Hertfordshire)があり、タウンセンターには職業訓練系のウェスト・ハーツ・カレッジ(West Herts College)のキャンパスも。学術タウンというよりは「働く街・暮らす街」としての色合いが強いです。

街の雰囲気は、典型的な「ニュータウン×旧市街」のハイブリッド。第二次世界大戦後の都市計画で大規模に開発されたエリアと、Boxmoor(ボックスムーア)やApsley(アプスリー)のような昔ながらの運河沿いの集落が共存していて、住む場所によって街の表情がガラッと変わります。イギリスの住宅様式について詳しくはこちらでも触れていますが、ヘメルではビクトリアン・テラスから現代のフラットまでバリエーションが豊富で、家族の人数とライフスタイルに合わせて選びやすい街です。

ヘメルヘムステッドステッドとロンドンの公共交通機関

ヘメルヘムステッドの駅

駐在員の方が一番気になるのが、ロンドンへの通勤事情。結論からいうと、ヘメルはイギリスでもトップクラスに通勤しやすい郊外都市です。

電車(Hemel Hempstead駅):ロンドン・ノースウェスタン・レイルウェイ(London Northwestern Railway)が運行する路線で、Euston駅まで最速25〜30分。ピーク時は1時間に4〜6本とかなり高頻度で、終電も比較的遅くまで動いています。「ロンドンで会食があっても0時前には家のソファでビールが飲める」——これがヘメル住みの大きな魅力です。

もうひとつのオプションがApsley駅とBoxmoor駅。Apsley駅は同じくEuston方面の停車駅で、Marina(運河沿いの再開発エリア)からも徒歩圏。Boxmoor駅(正式名はHemel Hempsteadのこと、混乱しがちですがメインの駅と同じ駅です)は街の南西側のアクセスポイント。住む場所によって最寄り駅を選べる柔軟さは、駐在員ファミリーにはありがたいポイント。

車(M1経由):M1のJunction 8がそのまま街につながっていて、ロンドン中心部までは交通状況次第ですが約45〜60分。M25にもすぐ乗れるので、ヒースロー空港まで車で40分前後、ガトウィックまで1時間半。出張や家族の旅行で空港アクセスを重視する方には大きなアドバンテージ。

バス:市内バスはArrivaが中心。ロンドンへの直行便は限定的なので、長距離移動は基本的に電車か車になります。

ちなみに、メイランズ・ビジネス・パークまでの通勤は、住むエリアによっては車で10分前後。NTTやEisai(隣接するハットフィールド)に勤務される方なら、家の場所を上手に選べばロンドン通勤と現地通勤を両立できる、これがヘメルの強みです。

住むエリアによって治安はかなり違うって本当ですか?日本から来るとどこが安全か全然わからない…

本当です。ヘメルは「街全体は安全だけど、エリアによって表情が違う」典型例。家族向けに本気で勧められるエリアと、利便性重視で割り切るエリア、そして避けたほうがいいエリアが明確に分かれます。次のセクションで詳しくお伝えします。

ヘメルヘムステッドの治安

ラフダウン・コモン
ラフダウン・コモン

全体の犯罪率は1,000人あたり約73〜90件。これはバーミンガムやマンチェスターのような大都市と比較するとかなり安全な水準です。ただ、駐在員ファミリーが住む場所を選ぶときは、街全体の数字よりも「どのエリアを選ぶか」が決定的に重要になります。

家族向けに最も安全なエリア:

  • Leverstock Green:「town within a town(街の中の村)」と呼ばれる落ち着いた住宅街。地元の信頼が厚く、家族層に絶大な人気
  • Ashridge / Northchurch:北側の自然豊かなエリア。家庭菜園と犬の散歩が日常になる
  • Kings Langley:南側の村エリア。アクセスもよく、駐在員にも人気

利便性重視でバランスのいいエリア:

  • Boxmoor(HP1):駅近で住宅街は静かで安全。駐在員ファミリーにいちばん人気の選択肢
  • Apsley(HP3):運河沿いのMarina再開発エリアを擁する。新築フラットが多く、若い家族にも人気

BoxmoorとApsleyは住宅街そのものは静かですが、駅周辺と商業ハブのため車上荒らしや自転車盗難には注意が必要。駐車場は屋内かゲートのある場所を選ぶ、自転車は必ず屋内保管、というのはJTECからお客様に必ずお伝えしているポイントです。

注意したいエリア:

  • Hemel Hempstead Town(タウンセンター):ショッピングセンター(The Marlowes)周辺で万引きや反社会的行動(ASB)の発生が多めですが、便利なので単身ならいいかも。
  • Adeyfield East:タウンセンターに近い住宅街の一部。家族連れにはあまりお勧めしない

「便利そうだから」とタウンセンターのフラットを安易に選んでしまうと、後悔するパターンが多いです。Police.ukの犯罪マップで番地レベルまで確認するのがベスト。イギリスで簡単にできる7つの防犯対策もあわせて読んでおくと、入居後の安心感がだいぶ変わります。

ヘメルヘムステッドの賃貸物件の価格の平均

ヘメルヘムステッドの商店街マーロウ

ヘメルヘムステッドの家賃は、ロンドン中心部と比べるとほぼ半額〜6割のイメージ。同じ予算でワンルームから2ベッドルームへ、2ベッドから3ベッドハウスへとグレードを上げられるのが、駐在員にとって最大のメリットです。

2026年5月時点のRightmove・Zooplaの掲載データをベースにした目安は次のとおり。

  • ワンルーム(Studio):月額£750〜£950。KD TowerやApsleyの新築フラットに集中していて、若手単身者向け
  • 1ベッドルーム:月額£1,150〜£1,225。BoxmoorやApsleyなど駅近エリアが中心
  • 2ベッドルーム:月額£1,450〜£1,750。プロフェッショナル同士のシェアと小規模ファミリーで競争が激しい。とくにApsley Marinaエリアは水辺の景観と駅近を両立していて、新規募集が出るとすぐ埋まる
  • 3ベッドルーム以上:月額£1,825〜£3,600。Leverstock GreenやBovingdonなど、人気の小学校学区に連動して家賃が上がる

ロンドン中心部のZone 1〜2で2ベッドのフラットを借りると月£3,000〜£4,000は珍しくないので、ヘメルなら同じ予算で広めの3ベッドハウス+ガーデン付きが現実的に手に入ります。これが駐在員ファミリーにヘメルが選ばれる本質的な理由。

ちなみに、テラスハウスとセミデタッチドの違いがピンとこない方は、イギリスの13の住まいの種類を先に読んでおくと、内見動画を見たときの判断スピードが格段に上がります。

ヘメルヘムステッドの物件の特徴

グランドユニオン運河の鉄道橋
グランドユニオン運河の鉄道橋

ヘメルの賃貸市場でいちばん勘違いされやすいのが、家具付き(Furnished)と家具なし(Unfurnished)の比率です。

2026年5月9日時点でChrome経由で確認したRightmoveの掲載データによると、ヘメルヘムステッドの賃貸物件は全体145件中、家具付きは27件=18.6%。およそ8割が家具なし物件です。「家具付きのほうが圧倒的に多いのでは?」という日本人の感覚とは真逆。

しかも、イギリスの「家具なし」は日本の感覚と違います。カーペット、カーテン、キッチンの白物家電(オーブン、冷蔵庫、食洗機など)は基本的に付いてくるけれど、ベッドやソファ、ダイニングテーブルは入っていません。これを知らずに来英すると、初日から床に寝る羽目になります。

JTECとしておすすめしているのは、家具なし物件を選んで、入居後にIKEAなどで揃える戦略。家具付きは選択肢が狭まるうえ、家賃にプレミアムが上乗せされる傾向があります。家具一式の初期費用は3ベッドの家でだいたい£3,000〜£5,000の幅。長期的にはこっちのほうが圧倒的に経済的です。

契約面で気をつけたいのが、英国の「Holding Deposit(手付金)」制度や独特の交渉ルール。こうした契約上の落とし穴はイギリスの賃貸契約でよくある10の誤解に整理してあります。決める前にひととおり目を通しておくと、後悔のない判断ができます。

ペットを連れて引っ越す予定の方へ

2026年5月9日時点でChrome経由で確認したZooplaの掲載データでは、ヘメルヘムステッド賃貸152件のうち「Pets allowed」で絞り込むと9件=5.9%。明示的にペット可と表記されている物件はまだ少数派です。

2026年5月施行のRenters’ Rights Actにより、テナントがペット飼育を要求する法的権利が保障される方向に動いていますが、市場全体の物件供給がそれに追いつくにはまだ時間がかかる見込みです。

ペット連れでイギリスに渡る場合の輸送手続き、ワクチン、ペットパスポート、検疫、入国時の書類などの詳しい準備については、ペット連れでイギリスに渡る方法を参照してください。

※データ出典:Rightmove・Zoopla掲載データより(2026年5月9日時点)

ヘメルヘムステッドの賃貸物件競争率

グランド・ユニオン運河の水門
グランド・ユニオン運河の水門

「家賃が安くて駅近で学校もいい」となれば、当然のように人気が集中します。ヘメルヘムステッドの賃貸市場は、いまイングランド南東部でもとくに競争が激しいエリアのひとつ。

適正価格の物件は平均15日以内に成約します。全国平均が25日なので、約4割スピーディー。1物件あたり15件以上の問い合わせが殺到するケースも珍しくありません。とくに学区を意識する3ベッド以上の家は、出てから48時間以内に決まることもザラです。

日本からのリモート物件探しになると、この競争スピードが大きな壁。「ご家族と相談して数日後に返事します」では、まず勝てません。JTECでは代理内見の動画撮影と現地サポートをご提供していて、お客様のご希望に合わせて柔軟に対応していますが、それでも意思決定のスピード感はあらかじめ覚悟しておく必要があります。

リモート物件探しを成功させるポイントを3つに絞ると:

  1. 予算の上限を「家賃+カウンシルタクス+光熱費=家賃の約130%」で決めておく。後から「カウンシルタクスでこんなに取られるとは」と慌てない
  2. 必須条件と妥協できる条件を事前に切り分ける。学区・駅徒歩何分・駐車場の有無など、優先順位を数値化
  3. 残高証明(Proof of Funds)と雇用証明をすぐ提出できるように用意。日本からの送金タイムラグを見越して、英国口座を早めに開設

企業の駐在員として赴任される方なら、会社のリロケーション担当者や法人向けリロケーションサービスを活用するのが一番スムーズです。eVisaの取り扱いに不慣れな方は、eVisaのシェアコード発行方法もあわせて確認しておくと、入居審査の局面でつまずきません。

ヘメルヘムステッドのカウンシルタクス

ヘメルヘムステッドのカウンシル

イギリスの「カウンシルタクス」は、日本の住民税+ゴミ収集料金のような地方税。家賃と並んで毎月かかる固定費なので、物件選びの段階で必ず計算に入れておきます。

ヘメルヘムステッド(Dacorum Borough Council管轄、タウン中心部)の2026-2027年度のBand別年額は次のとおり。

  • Band A:£1,587.60(月換算 約£132)
  • Band B:£1,852.20(月換算 約£154)
  • Band C:£2,116.81(月換算 約£176)
  • Band D:£2,381.40(月換算 約£198)
  • Band E:£2,910.60(月換算 約£243)
  • Band F:£3,439.79(月換算 約£287)
  • Band G:£3,969.00(月換算 約£331)
  • Band H:£4,762.80(月換算 約£397)

※出典:Dacorum Borough Council 公式(2026-2027年度/タウン中心部)

注意したいのは、Bovingdonなど教区(Parish)があるエリアは、年間£40〜£120程度が上乗せされる点。物件のBand表示は事前にRightmoveやZooplaの物件詳細ページで確認できますが、教区の上乗せ分は別途Council公式サイトでチェックする必要があります。

入居後は、ガス・電気・水道・カウンシルタクスの名義変更を最初の2週間以内に済ませるのがベスト。手続きが煩雑なので、JTECのイギリス賃貸物件での入居時の公共料金の名義変更サービスもご活用いただけます。最初に丸ごと任せておけば、その後の請求トラブルもまず起きません。

ヘメルヘムステッドの小中学校

ヘメルヘムステッドのプライマリースクール

ヘメルヘムステッドはハートフォードシャー州のなかでも教育水準が高いエリアで、Ofsted(教育水準局)評価で「Good」または「Outstanding」の学校が97%。これは駐在員ファミリーにとって本当に大きな安心材料です。

ただし、必ず覚えておきたいのがキャッチメント・エリア(学区)の存在。「人気校から徒歩5分の家を借りればOK」と単純に考えるのは危険。学区は毎年微妙に変動するし、兄弟枠(Sibling Priority)が満員になる年もあります。BoxmoorやApsley、Leverstock Greenの学区を狙うときは、必ず当該年度のキャッチメント半径をCouncil公式で確認してください。

プライマリースクール(小学校)人気校トップ5:

  1. Brockswood Primary(Woodhall Farm/Ofsted Outstanding)
  2. Bovingdon Primary Academy(Bovingdon/Ofsted Outstanding)
  3. Two Waters Primary(Apsley/Ofsted Outstanding)
  4. Boxmoor Primary(Boxmoor/Ofsted Good & Outstanding)
  5. Hobletts Manor Junior(Adeyfield/Ofsted Good)

セカンダリースクール(中高)人気校トップ5:

  1. Abbot’s Hill School(私立・女子校)— GCSEトップ成績
  2. John F Kennedy Catholic School(アカデミー・共学)
  3. The Hemel Hempstead School(アカデミー・共学)
  4. Longdean School(アカデミー・共学)
  5. Laureate Academy(アカデミー・共学)

不動産屋(letting agent)が「この物件は○○小学校の学区内ですよ」と言ってくることがありますが、この言葉だけを信じるのは危険。学区は毎年Councilが見直すので、最新の決定はCouncil公式と学校公式で必ず突き合わせます。

もう一点、入学申し込みのスケジュール感。プライマリーへのレセプション入学(4歳児クラス)の申し込み締め切りは前年の1月中旬、セカンダリーは前年10月末。日本からの引っ越しが遅れると、希望校に入れない年が発生します。物件契約と学校申し込みは並行して進めるのが鉄則。

ヘメルヘムステッドのナーサリー

ヘメルヘムステッドのナーサリー

3歳・4歳児になると、政府からの無料保育時間(30 hours funded childcare)の対象になります。ナーサリー選びは、子どもの英語・社交性の土台を作るうえで小学校選びと同じくらい大事。

ヘメルヘムステッドで評判のいいナーサリー:

  • Abbot’s Hill Nursery:私立Abbot’s Hill Schoolの付属ナーサリー。卒園後に併設プライマリーへスムーズに進学できるルートが魅力
  • Two Waters Primaryのナーサリークラス:プライマリーへの内部進学が見込める、Apsleyエリアの定番
  • Bovingdon Primary Academyのナーサリークラス:Outstanding小学校への接続が見える、こちらも人気
  • Woodfield School:特別支援が必要なお子さん向けの専門センター(必要なご家族にはピンポイントで有用)

ヘメルの人気ナーサリーは1年待ちになるところも珍しくありません。来英が決まった瞬間に問い合わせを始めるくらいの前倒し動作が必要。JTECにご相談いただければ、ご家族のスケジュールに合わせて優先度の高いナーサリーから順に申し込みのサポートをさせていただいています。

ヘメルヘムステッドの日本人向け教育施設

ヘメルヘムステッドの商店街マーロウズ
ヘメルヘムステッドの商店街マーロウズ

駐在員ファミリーが最も悩むのが「英語の現地校に通わせるか、日本語の維持をどうするか」。ヘムステッド単独で完結できる日系教育リソースは限られますが、近隣のロンドン西部・ハートフォードシャー周辺と組み合わせれば、十分な選択肢が確保できる立地です。

1. 日本語補習校

ヘメルヘムステッド市内に補習校はありませんが、車で35〜45分の距離にロンドン日本人学校(補習授業校)の主要校舎があります。

  • The Japanese School in London 補習授業校 Acton校舎・Brent校舎:土曜開校。日本の文部科学省カリキュラムに沿った授業が受けられる
  • 小学部・中等部とも、教科書は日本の文科省認定のものを使用
  • 申し込みは在籍児童・生徒の枠次第のため、来英前から問い合わせを始めるのがおすすめ

ヘメル在住のご家族の多くが、土曜日に車またはM1経由でActon/Brentに通っています。「土曜の数時間を日本語に投資できるか」が、駐在期間中の日本語維持を分ける分岐点です。

2. 日本人向け塾・オンライン日本語学習

ヘメルのタウンセンターには公文式(Kumon Marlowes)があります。週1〜2回ペースで通えるため、補習校の負担が大きいご家族には現実的なオプション。

帰国後の中学受験・高校受験を見据えるご家族には、駿台ロンドン校・JOBA・LINGO等のロンドン中心部の塾、もしくはZ会海外受講・進研ゼミ海外コース・すらら・オンライン家庭教師の併用が一般的です。「数年後に日本に帰る前提か、現地に長期滞在する前提か」で、塾選びの軸はがらりと変わります。

最新情報のチェックは公式から

補習校・日系ナーサリー・日本人塾は、運営状況や受け入れ枠が毎年変わります。最新情報は次の公式リソースで必ず突き合わせてください。

  • 在英国日本国大使館 教育関連ページ(uk.emb-japan.go.jp):最新の補習校・日本人学校リストの公式情報源
  • 海外子女教育振興財団(joes.or.jp):帰国後の編入・受験情報の根拠

ヘメルヘムステッドは「都心通勤」と「ファミリー暮らし」を両立できる街

ヘメルヘムステッド・ウォーターガーデンズ
ヘメルヘムステッド・ウォーターガーデンズ

ロンドンEustonまで25分、M1のJunction 8がすぐそば、メイランズ・ビジネス・パークには日系企業が複数進出。これだけで、駐在員ファミリーにとってヘメルヘムステッドが選ばれる理由は十分です。

そこに加えて、Ofsted「Good/Outstanding」評価の学校が97%、ロンドン中心部の半額レベルの家賃、Boxmoor・Apsley・Leverstock Greenといった家族向けエリアの選択肢の豊富さ。「ロンドン勤務の利便性」と「子育てしやすい郊外の暮らし」をどっちも諦めなくていい街、それがヘメルです。

とはいえ、市場の競争率は本当に激しく、リモートで日本から物件を決める難易度は年々上がっています。動画内見の代理対応、契約書のバイリンガル確認、入居立会いまで、JTECではお客様のご希望に合わせて柔軟にサポートさせていただいています。

ヘメルヘムステッドへの赴任が決まった方、家族での移住を検討中の方は、お気軽にご相談ください。ご家族のスケジュールと予算に合わせた最適なエリア・物件を、現地のリアルタイムな市場感とあわせてご提案します。

まずはJTECのトップページから、またはよくあるご質問(Q&Aページ)からご質問の傾向を見てみてください。あなたとご家族のヘメルヘムステッド生活が、いいスタートを切れますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

西島伸一朗のアバター 西島伸一朗 代表 / ディレクター

JTECのディレクターであり創業者。
2007年にロンドンへ移住。アクトンの日系不動産仲介を皮切りに、ノッティングヒルやフィンチェリー、さらにイーリングといった地域で豊富な賃貸仲介経験を積み、独立。Level 3 Certificate in Letting and Managing Residential PropertyとLevel 3 Award in The Sale of Residential Propertyと取得済。
趣味はバドミントン。グーナーであり、Saunaguildの運営者。

目次