山田さんイギリスでの賃貸契約の簡単な契約から退去までの流れを教えてくれませんか?
そんな疑問をお持ちのイギリス、ロンドン在住の方は是非最後まで読んでいただければ、参考になると思います。
筆者はイギリス、ロンドン在住17年で、不動産業界に計16年働いている現役のプロの不動産業界人です。
オファーの出し方、リクエストの仕方、リファランス書類の提出方法など細かい点は各記事を読んでいただければ幸いです。
今回は入居から退去までの大体の流れを説明します。
1 イギリスではどんな賃貸物件にするか?
物件のタイプを選ぶ
集合住宅にするか、一軒家にするかをご予算から選んでください。ご予算だけでなく、エリアによっては集合住宅がないエリアもございます。
簡単に言えば、集合住宅の方が光熱費も安く、安全性も高いです。ただし家タイプと比べると小さめになります。
物件のエリアを選ぶ
いらっしゃるエリアがロンドンかそれ以外の地方都市か選んでください。ロンドン以外は日系の不動産屋がございません。ぜひ弊社にご連絡くださいませ。
物件を渡英前に決めるか、来てから決めるかを選ぶ
渡英されてから物件を決める利点は、物件を自分で見てから決められることです。ただ悪い面は入居までに二週間以上かかり、時間にロスが出ます。またホテル代がかかります。
渡英前に決められるとヒースロー空港到着後にすぐに入居できます。時間やホテル代はかかりませんが、中継する弊社のようなリロケーションエージェントに手数料がかかります。


渡英前に銀行送金、到着後スムーズに光熱費などの名義変更ができるようにSIMフリーの携帯をお持ちください。こちらが参考になります。
2 どうやって探すか 不動産屋への連絡
ご入居希望日の二ヶ月前前後に連絡してください。タイミングが早すぎると相手にされません。また遅すぎるとご入居まで時間がかかります。例えば9月1日のご入居を希望でしたら、二ヶ月前のちょい前6月中旬がベストです。
3 賃貸物件を内覧をする リモート or 現地
不動産屋に電話かメールをして内覧の予約をとります。
日本からビデオチャットなどで内覧することも可能な不動産屋もあります。
弊社では現地不動産屋とリモートでの内覧、契約交渉、ご入居のお手伝いを提供しております。
ご興味ございましたら、お問い合わせ下さいませ。
下記の記事は、不動産屋も見ている確認箇所です。彼らはセールスマンなので悪いところは言いません。下記の記事が参考になります。
4 賃貸物件にオファーを出しつつ、交渉 手付金の支払い
内覧された物件で、そのお住まいに住みたいという意思表示をします。
その際下記、4点をお伝えください。
- A.お家賃の金額
- B.入居開始日
- C.リクエスト
- D.契約期間 通常一年契約ですが、最長で三年までの契約が可能。
リクエストの内容に関しては、下記ご参照ください。
例えば10件見られて、3件いいのがあったら、3件ともにオファーを出します。オファーを出すということは実は何も決まっていません。おそらくですが、一つの物件は条件が合わなくて、決まりません。仮にAとBの物件がどちらもオファーに合意に出た場合、どちらかに手付金(一週間分の家賃)を支払うことになります。これで支払ってしまったら、ほぼ本決まりになります。
一週間分の家賃を捨てて、他にオファーしてもいいですが、あまり経済的ではないです。
更新はもちろん双方が同意した場合は可能です。また通常早期解約条項がついており、契約を満了する必要はありません。
個人で、物件を探す、例えばopenrentのようなサイトを使う場合で、大家さんが怪しいと思われたのであれば、下記の記事が参考になります。(ただ素人がopenrentを利用するのは理想的ではないです。ぜひ弊社にご連絡ください。)
お値段、期間、入居開始日、早期解約等の交渉を大家とします。
5 不動産屋にリファランスの提出
特に地方物件でリファランスチェックに厳しいところがございます。不動産屋ではなく、サードパーティの会社を使うためです。
最近はこのサードパーティのリファランス会社が家財保険、損害賠償保険を打ってくるようです。任意になります。
6 オファーの受諾
大家さんテナント様(あなた)が譲歩しあい、契約の内容が決まります。
7 契約書の作成
不動産屋が作成します。1日から4日ほどかかります。
契約書の内容を確認が必要です。特に注意すべきことは下記になります。
- 契約書のフォーマットが法人か個人か
- 敷金は誰が管理するか
- 敷金はいくらか
- 家賃はいくらか
- 家賃の支払い方 毎月か、一年一括か
- 契約開始日と契約期間
- 中途解約条項はあるか


弊社の契約書精査のサービスもご利用ください。イギリスの賃貸契約のプロが確認します。
8 お支払い(海外送金)
ご入居日の前日までに下記のお支払いが必要です。頭金を受け付けなくなった不動産屋が多いので、入居前ではなく、可及的速やかに支払うことが多くなっております。
- 敷金(5週間分のお家賃)
- 最初の月のお家賃


例えばお家賃が月1000ポンドで、入居日が5月15日の場合は、下記のようになります。
- 最初の月のお家賃1000ポンド(5月15日から6月14日分として)
- 敷金(5週間分のお家賃)1153.85ポンド
計算方式はこうなります。
- 1000ポンド(一か月)×12(一年)=12000
- 12000÷52(一年間は52週)=230.76923
- 230.76923 × 5週間=1153.85(少数第二は切り上げ)
月1000ポンドのお家賃の物件であれば、初回料金は大体2353ポンドになります。
海外の送金の場合、Swiftコード,IBAN,bicコードが必要になり、また送金にも5営業日はかかるとお考えください。入居当日に着金が確認できていないと鍵を受け取ることができません。クレジットカードが大丈夫か事前に確認しましょう。通常頭金はクレカでも大丈夫なところは増えましたが、最初の敷金、家賃の支払いは銀行振り込みでないと行けないところが多いです。
9 インベントリーチェックイン(入居)イギリス到着
入居当日は、不動産屋、ご本人、大家(ロンドン市内は来ない場合はほとんど)、インベントリークラークが来ます。インベントリークラークとは第三者の立場の方で、物件の入居の状態を記録する書記のかたです。チェックインが完了して、初めて鍵をお渡しできます。入居当日しておきたいことをまとめました。
祝日、日曜日のご入居はできません。


10 入居中
入居直後に問題がよく見つかります。まず何かあったら、大家か不動産屋に連絡します。連絡先に関してはこちらが参考になります。
前のテナントの郵便がたくさんきます。これの処理の方法に関しては、こちらが参考になります。
インベントリーチェックアウト(退去)
退去の日の決定ですが、通常二通がありえます。こちらが退去完全マニュアルになります。
A.契約満了
一年契約で、例えば1月1日が入居日であれば、自動的に12月31日が退去になる場合です。
B.早期解約
通常、一か月、または2か月の事前通知をもってして早期解約が可能です。(通常は入居から半年後に可能です。)
例えば退去はこのようにプランをします。
- 11月30日に日本への帰国が決まった。
- その日に不動産と大家に退去の通知を送る。
- 早期解約の事前通知が一か月だった場合は、12月31日が退去日になる。
- 12月31日の夕方の便で日本への帰国便の予約
- 12月29日に引っ越し
- 12月30日に専門業者の掃除をご自身の負担で行ってください。
- 専門業者の掃除ですが、通常二つの方法で見つけられます。
A.引っ越屋が掃除を手配する
B.不動産屋が掃除を手配する
- 12月31日 インベントリーチェックアウト
ご本人、大家、インベントリークラークが来て、お住まいの状態を確認し、
鍵を返す。
- 飛行場に向かう。


- 10日から1か月後に敷金が戻ってくる。
※退去の大事なポイントはお家賃は最終日まで支払い義務がありますが、
最後の2日間は掃除とチェックアウトだけですので、お住まいに住めません。
ホテル住まいが必要になるとお考え下さい。


ご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
イギリスの賃貸契約の助言
ご入居から退去、そして敷金の返金が完了するまでが契約です。何もないように丁寧に物件を使い、何かあっても大家さんと蜜に連絡するようにしましょう。敷金返却の問題が多発しております。こちらもご参考になります。
JTECPC.CO.UKでは、ロンドン、ケンブリッジ、オックスフォード、ブライトン、カーディフ、リバプール、マンチェスター、ルートン、エジンバラ、グラスゴー、英国全域の賃貸物件をラインチャットを使って、リモートで日本から契約するサービスを行っております。
お気軽にご連絡頂ければ幸いです。



















