山田さんイギリスの大学の受け入れ期間の関係で、サバティカルの期間が半年しかありません。何か事前に準備したほうがいいですか。
実はサバティカルの期間が半年か、一年以上かではお住まい探しの大変さが全然違います。そのことについて今回は説明します。
ビザがないので不動産屋が相手にしてくれない
半年だけイギリスに滞在する場合、ビザを発行するのではなく、電子渡航認証(UK ETA)だけの発行になります。
つまり不動産屋を仲介する場合、Right to rent check(英国で賃貸する権利の確認)ができないため、半年契約しかできなくなります。
それで全然構わないとお客様はお思いになると思いますが、問題なのは不動産屋と大家さんの契約関係です。不動産屋は大家さんから仲介料金を期間と家賃額の比率で貰っています。


そのためお客様が半年しかすまないのであれば、手数料が半分になり、お客様は不動産屋にとって美味しくないお客になります。できることなら利益を上げたいので、半分の手数料だと、手間がかかる割には儲からないのです。
そのため忙しい9月や4月に物件を探されても見つけづらくなり、不動産屋からは敬遠されます。
インターネットの契約の期間が短すぎて、早期解約の違反金が高くなる
インターネットの光ケーブルやADSLの契約は通常12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月になります。地域によってまちまちです。仮にお客様が12ヶ月契約をされて、実際には半年しか使わなかった場合、半年間近くの違約金が発生します。
シェア物件でもいいなら見つかります。
キッチン、トイレ、お風呂が自分専用がある物件を好まれると思いますが、家賃が安くなるしシェアでもいいのであれば、半年どころか、2ヶ月契約でもできます。
またシェア物件のメリットは通常、電気、ガス、水道、カウンシルタクス、インターネットが込みになっています。
シェア物件の紹介はロンドンでは日系の不動産屋仲介業者もいますが、地方はいないと思います。
地方の賃貸のシェア物件、また一年以下のの短期賃貸も弊社では何度も見つけた実績がございますので、ご連絡くださいませ。
物件によっては短期賃貸がある(希少)
物件によっては半年間だけ、大家さんが海外に行くので、貸したいとかないわけではないです。ただどちらにしろ不動産仲介会社には手間だけがかかり、利益が少ないのでそんなに相手にしてくれません。
弊社は成功報酬でお客様からお金を頂戴しますので、もちろんお住まい探し喜んでさせていただきます。
ご連絡くださいませ。













