山田さんイギリスで賃貸するつもりなのですが、水漏れとかボイラーがよく壊れると聞いています。やっぱり新築の方がいいですか。
そんな疑問をお持ちのイギリス、ロンドン在住の方は是非最後まで読んでいただければ、参考になると思います。
筆者はイギリス、ロンドン在住17年で、不動産業界に計16年働いている現役のプロの不動産業界人です。
結論から言うと新築は危険です。新築よりは5年ほど経った新古物件の方が安全です。その理由を今回は説明します。
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はじめに
イギリスで賃貸物件を探す際、「新築物件(New Build)」という言葉をよく見かけます。最新の設備や綺麗な内装に惹かれて、新築を選びたくなる気持ち、よくわかります。この新築というのはデベロッパーが開発した大きな集合住宅の場合もありますし、100年ぐらい経っている大きな家を集合住宅にコンバージョン(小さく1DK,2DKに)変形させたものも含まれます。
実は、新築にはメリットだけでなく、思わぬデメリットも多くありますので良い点と悪い点を比較したいと思います。
イギリスの新築物件のメリット
最新の設備とデザイン
新築物件は、キッチンやバスルームなどの水回りがモダンで、見た目も使い勝手も大変良いです。冷蔵庫や食洗機などのビルトイン設備が揃っていることも多く、引っ越してすぐ快適に暮らせます。
エネルギー効率が高い(EPCレーティングが良い)
断熱性能や二重窓、最新の暖房システムなどが導入されているため、光熱費が抑えられることも。環境に優しく、家計にも嬉しいポイントです。
セキュリティや防音性能が高い
最新の建築基準を満たしているため、防犯性・防音性の面でも安心。オートロック付きのエントランスや監視カメラが設置されている物件もあります。
初期不良の保証が無料で2年ぐらいついている
不動産業者が新築の物件には通常無料で初期不良の保証がついています。そのため新築の場合でトラブルがあった際には積極的に大家さんか不動産屋に連絡しましょう。あなたにとっても大家さんにとってもその方がいいはずです。
イギリスの新築物件の意外なデメリット
配管などの初期トラブルが発生しやすい
意外かもしれませんが、新築でも「水漏れ」や「排水の流れが悪い」など、設備面の不具合が起こることがあります。工事の仕上がりが完璧でないこともあるため、入居後に修理依頼をするケースも少なくありません。実際に誰も使ったことがないので、新築だとどこに問題があるかわからないのです。
住所がまだ登録されていない
新しい建物の場合、住所がまだロイヤルメール(英国郵便)や市役所に登録されていないことがあります。そのため、銀行や携帯電話の契約、オンライン注文の配送で住所が認識されないなど、手続きに支障が出ることも。
インターネットの開通が遅れる
光熱費の名義登録が遅れるのはまあまだ許せますが、インターネットの回線工事が完了していないことが多く、Wi-Fiの契約・開通に数週間〜数ヶ月かかることもあります。特にリモートワークをしている方は、入居前にインターネット環境をよく確認しましょう。その間は5GなどのポケットWi-Fiでインターネットを繋ぐことになります。
まとめ
イギリスの新築物件には魅力がたくさんありますが、「綺麗だから安心」と思っていると、思わぬ落とし穴にハマることも。メリットとデメリットをしっかり理解したうえで、自分に合ったお部屋探しをするのがポイントです。
これからイギリスの新築物件を購入、賃貸を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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