会社概要

face
Shin

代表者挨拶

こんにちわ。JTECPCディレクターの西島伸一朗と申します。事業内容と私の経歴と事業内容を紹介します。

今度のJTECPCの展望をを説明いたします。

創業者と弊社の経歴

大学4年生の後期に、私は2004年北京に語学留学に行きました。

学費の問題もあり、当初は一年間だけ北京にいるつもりでした。

前年度の2003年に中国でSARSという重症呼吸器感染症が流行り、中国は危険な国と思われていました。

就職氷河期といわれていたので、出来ることなら日本に戻りたくないなと思っていました。

SARSの影響下、通常であれば高倍率の文科省認定の生活費、学費込の奨学金が当時学力の低い私であっても、比較的簡単に就学金の試験に受かりました。

そのおかげで、3年で北京電影学院、電影研究所で修士課程を奨学金で、卒業できました。

北京のテレビの制作会社に就職したいと思っておりましたが、中国語を一緒に勉強したイギリス人と結婚して、打って変わって2007年9月に英語圏のロンドンに来ました。

中国語は当時はかなりできましたが、英語はぜんぜん話せませんでした。

最初のロンドン生活の一年間は、日系のスーパーでバイトしたり、魚の輸送を手伝ったり、現地の中学校の食堂で皿洗いをしたり、レストランで働いたりしていました。

その間、語学学校で英語の勉強を続けていました。

翌年からアクトンにある日系の老舗の不動産屋で働きはじめました。

その後、2009年にリダックストラットンズ(当時のJACストラットンズ)という不動産屋で働き、中心部のノッティングヒル、北部のフィンチェリーを担当いたしました。

その後大手商社の総務部で、オフィスの移転作、アーセナルスタジアムのプライベートの接待場所の管理をしました。(それで私は、アーセナルサポーターになってしまいました。)

sep-2022

その後、ストラットンズに再び戻り、西部のイーリングの賃貸を担当しました。

2019年9月に退社し、Japan TEC Property and Cleaning Service limited として独立いたしました。

創業時はFantastic Service のカーペットクリーニングの権利を買い、カーペットクリーニングもしながら、不動産管理、仲介もしていました。

賃貸の顧客は最初から作っていかなければならないですが、フランチャイズになれば、お客は勝手にいただけるからです。

カーペットの汚れを気にされるのは富裕層であり、そこには、富裕層の中国人も含まれるというのがわかりました。

10年以上前に北京で住んでいた私にとって、この十年間の中国人の生活の変わりぶりに、驚愕しました。

ほとんどがイギリスの中国人留学生で、モダンな築浅のフラットに住んでいらっしゃいました。つまりこの10年間で日本人より、よっぽどお金持ちになっていたのです。

また中国人は日本人とは違い、エリアは気にしませんので、新築物件で、駅から近く、中心部であれば、どこにでも住みます。バイタリティーがあります。

日本のお客様はもともと汚さないということもあるかもしれませんが、カーペットクリーニングの需要は退去のクリーニングを除いて、ほとんどありません。

薄利な割には、仕事量が多すぎるという事情と日本人の賃貸マーケットとあまり良い組み合わせではないカーペットクリーニングに見切りをつけたいと思いました。

フランチャイズの権利を返上し、現在のリロケーションサービス、不動産管理に完全にシフトしたいと思ったところで、中国の武漢の不穏な話がちらほら出てきていました。

2020年のコロナ真っ只中では、日本に急遽帰国が決まったお客様の不在の物件の荷物を倉庫に運び、リモートで新しい物件を見つけるという大事業がありました。

コロナ蔓延中のロンドンの厳戒態勢の中、自転車を駆使して、不在中のお客様の物件に言って、荷物を片付けて、段ボール詰めをして、倉庫を選定して運ぶということをしました。

boxing

ただ、それ以外は暇をしていたので、ウェブのメンテナンスや、不動産に関する記事を書いたりしていました。

正直コロナ中は、賃貸物件は安くなりましたが、日本からのお客様は減っているという印象がありました。

2021年10月に社名と事業内容が合わなくなり、カーペットクリーニングのサービスはほとんどしなくなったため、会社名をドメイン名と合わせ、JTECPC.CO.UK.LTDに変更しました。

ライトクリーニング(ホコリ取り、掃除機がけ、カウンターの拭き掃除、バスルームの簡単な掃除)だけは、このパンデミック中、長時間不在になられるテナント様が多かったので現在でも行っており、一応Cleaningの”C”は会社名に残ったままになっております。

その後イギリス賃貸の市場の流れが変わってきたと感じたのは、2022年の3月ごろからでした。弊社のウェブサイトからそれなりにお客様からの問い合わせが殺到してきました。

コロナ中とコロナ後のロンドン不動産業界の変化

コロナ中と現在のイギリスの不動産業界は様変わりしたが、主に4点変わったように感じております。

  1. 物件の購買に関しては、コロナ中は減少していたが、現在は、売り手買い手のどちらも増えました。銀行の利上げで住宅ローンを組んでいた投資家が物件を持っていると不利になると考え、物件を売り始めた。悪いことにその傾向が顕著になり、一時賃貸物件が減り、家賃が急上昇してしまった。金利も上がったので、現金一括で物件を買える方には良いマーケットですが、住宅ローンを組まないといけない方には、二の足を踏む状態です。
  2. コロナの影響で、賃貸物件のリモート内覧の傾向が加速し、弊社もロンドンやロンドン近郊だけでなく、イギリス全域の物件を紹介できるようになった。
  3. 2019年6月から不動産屋はテナント様から契約手数料をチャージできなくなったため、大家の代理人としての立場が明確になった。
  4. 手付金の限度額が一週間分だけで良くなったので、テナントが物件を二つにオファーして、一つの物件を捨てる行為が出てきた。

リモートのでの内覧は2021年10月の現時点では、かなり普及しておりますが、コロナ以前はそうではありませんでした。理由は3点ほど挙げられると思います。

  1. 大家、お住いの方のプライバシーの観点から
  2. 物件を肉眼で見ないと不動産屋が責任を取り切れないと考えていたこと。そのため不動産屋が積極的にリモート内覧をしない傾向にある。
  3. テナントが肉眼で物件を見たがる傾向にあること。

しかしパンデミックはこの三つを良い意味でくつがえしました。

①に関しては、大家、テナントが、お家を撮影しないでくださいという方が多くいました。

しかしながらパンデミックで、内覧の際、お住いの方がいらっしゃらないときのほうが多くなりました。

すでに物件が空いている、または契約が続いていても退去されている状態が多く、ライブチャットで内覧できるチャンスが増大しました。

また大家はできるだけ内覧のチャンスを増やすため、リモート、実際足を運んでの内覧を区別しなくなりました。

②に関しては、リモートでの内覧と実際に肉眼で内覧すると印象が異なり、契約締結後に、テナント様が物件を肉眼で確認し、印象と異なるということで、クレームが発生した場合、不動産屋が対応しなければなりませんでした。

そのため、不動産屋がリモートで契約の締結を行うことを避ける傾向がありました。

しかしながらテナント様側も実際に時間をとって、物件を直接探すリスクが感染のため、増えてくると利害が一致し、リモート内覧が普及しました。

不動産屋によっては、このクレームに対応するため、物件を見ていない場合、契約してもクレームしないという権利破棄書に署名する(waiver)場合も多く見えます。

③に関しては、賃貸物件が豊富なときで、ホテルの住まいが二週間ぐらい続くのが問題なければ有効でした。

テナント様は直にロンドンの不動産屋にいらっしゃって、時間をかけて賃貸物件を見つけるというスタイルが煩わしいとやっと気付く傾向になっていったように思えます。

契約を締結、送金するのに5日間から14日間がかかります。大家も物件の清掃、メンテナンスのチェックがあり、二、三日で入居は無理な場合がほとんどです。

リモートのライブチャットで、物件や、お子さんが通われる学校の相談、内覧をされることで、日本にいながら、渡英に合わせ、契約書のチェックや、送金ができるメリットのほうがデメリットを上回っているようになっていたのかと思います。

コロナ中でも、イギリスにこなければならない、日本からのお客様のために、英国でのお住まい探しをお手伝いしております。

事業内容

弊社が現在、主におこなっている事業は、リモートによる日本からの物件の内覧と事前に契約することのお手伝いです。詳しくは、弊社のトップページや、サービスをご覧くださいませ。

特に2022年の夏から秋にかけては、賃貸物件が劇的に不足したため、エリアによっては、オンライン内覧ができないということが発生しました。

現地の不動産屋が、直接お店にやってくるお客様の処理に追われ、メールや、電話に出ないことがありました。

その時は、若干予算がかかってしまいましたが、現地にお客様の代わりに行って、ラインで、内覧の代行をしました。現在でも、ブリストル、ケンブリッジ、オックスフォード、マンチェスター、ボーマスあたりの賃貸不動産屋は、現地に来てくれる方の内覧を優先する傾向にあるようです。

このような昔ながらのエリアに関しましては、交通費等などの実費は頂きますが、これからもどんどんやっていきたいと考えております。

事業の今後の展開

2022年になって、弊社のリモート内覧が少しずつ広まっていく中で、料金プランを簡単に三つにしました。

しかしながら、この料金プランの中で、最も高額なプレミアプランにプレミアム感がないことを残念に思っていました。

単に会社の家賃手当が高い方にだけ、それなりに仲介料金をいただく等だけで、不動産屋がやっていることと何も変わりません。

それで現在考えているのは、プレミアプランを選ばれた方だけには、アーセナルスタジアムでのサッカー観戦のペアチケットかそれに匹敵するものをプレゼントしたいと考えております。

アーセナルの戦績が好調なので、チケットの入手もかなり難しい状態なので(私一人のチケットすら)、目処が見ててきてから、また料金やサービス内容を変えたいと思っております。

またホームページの英語版、中国語版を作り、現在日本人の方だけに提供しているきめ細やかなサービスを国際的に広げていきたいと考えております。

企業理念

  • テナントの最大限の利益の追求をする。
  • 双方への交渉を通じて異文化間の衝撃を和らげる。
  • 個人企業だけができる細やかなサポートを提供する。

広告

JTECPC.CO.UKでは、イリギス、ロンドンの賃貸物件をラインチャットを使って、日本から契約するサービスを行っております。ぜひご利用ください。

また不動産投資のご相談も受け付けております。

気軽にご連絡頂ければ幸いです。

new_logo

jtecpc.co.uk

記事URLをコピーしました