英国の住まいの種類 Types of housing in the UK

 物件をイギリスで探す時、住まいに種類があってなんのことやらチンプンという事になります。英国で不動産屋11年目のプロの観点から、お住まいの一般的なタイプの概要とそのタイプのメリット・デメリットを営業では言わないホンネも伝えます。

 

住まいの種類

 

ハウス

 

  • ディタッチハウス:一戸建て
  • セミディタッチハウス:二戸建
  • テラスハウス:長屋
  • タウンハウス:3階建の長屋
  • ミューズハウス:元馬小屋
  • コッテージハウス:小さいお家
  • バンガロー:平屋

 

フラット:集合住宅

 

  • パーパスビルド:元々集合住宅
  • コンバージョン:元は大きな家
  • ペントハウス:集合住宅の最上階
  • メゾネット:集合住宅で階段があり上下階がある
  • スタジオ:ワンルームと1K

 

ハウス

     家タイプです。ハウスと対義になるのはフラット:集合住宅です。お庭があって、通常駐車場もあり、ドライブウェイがない場合は路駐の許可もおりるタイプ。

    ディタッチハウス

     一戸建て。大きい。この広さを実感できるのは一階のリビングもそうですが、玄関のホールウェイが大変壮観です。通常裏庭も広く、トランポリンとか置くにはやっぱりこれです。ただディタッチハウス限定で探されると、エリアが特定されます。繁華街、駅前には通常ないタイプです。あってもムッチャクチャ値段高くて、手が出ません。ディタッチに住むことはステータスになります。お子さんがピアノとかするならやっぱこれ。アメリカで駐在された方は、なぜかディタッチを好むような気がします。何故かはわかりませんが。

    メリット:広い。うるさくても隣人に聞こえない。

    デメリット:光熱費がかかる。防犯アラームが必要。庭のメンテナンスが必要。

    セミディタッチハウス

     一つの壁だけをお隣さんと共有しているタイプ。ディタッチほど大きくはないですが、ハウスタイプでは二番目に大きなタイプ。三階が屋根裏部屋(ロフトコンバージョン)に改装されているものとそうでないものがあり、寝室が三つのものと四つのものがあります。

    メリット:まあまあ広い。騒音の問題も片側だけ気にすれば良い。

    デメリット:光熱費もまあまあかかる。防犯アラームが必要。庭のメンテナンスが必要。

    テラスハウス

    長屋です。双方の壁をお隣さんと共有してます。

    一番端っこの長屋を、エンドオブテラスといい、壁が片方しかお隣さんと共有していないので、セミディタッチと概念は同じになります。ただセミディタッチの方が間取りは大きいです。シェアハウスではなく、ネットフリックスのリアリティーショウとは関係ないです。

    メリット:ハウスの割には家賃がリーズナブル。

    デメリット:光熱費もディタッチ、セミと比べるとまし。防犯アラームが必要。庭のメンテナンスが必要。裏庭が細長い。前庭が無意味にある。前庭は子供が遊ぶスペースには使えない。前庭ではなく駐車スペースになっている方が良い。

    タウンハウス

     タウンハウスの概念がウィキペディアで見るのと若干異なるのですが、私の肌感で言わせると、要は3階建のテラスハウスのような長屋で、一階がガレージになっている、またはガレージが改装され部屋になっていて、二階にリビングとキッチンがあるタイプ。比較的新しい(といっても40年ぐらいは経ってそうな)建物。

    メリット:四寝室欲しくても比較的リーズナブルな価格で見つかる。

    デメリット:庭が小さい。廊下が狭い。寝室も割とコンパクト。

    ミューズハウス

     ロンドンの中心部、フィッツロビア、サウスケンジントンとかにある、もともと馬小屋だったものを家に変えたもの。

    メリット:可愛い。

    デメリット:狭い。

    コッテージハウス

     ディタッチハウスと同じ一戸建てではあるが、規模が相当小さいお家。二寝室とかでもある。

    メリット:可愛い。庭もあります。

    デメリット:これぐらいの大きさでもいいならフラットでもいいんじゃね?とか思います。

    バンガロー

    平屋。もともと一階だけで階段がないもの。最近は屋根裏を部屋に改装したものも含みますが。

    メリット:階段がないので、バギーを使う赤ちゃん、高齢者に優しい。

    デメリット:これぐらいの大きさでも良いならやはりフラットでいいような?光熱費も結構かかりますよ。

    フラット

     集合住宅のこと。地下駐車場、専用駐車場がない場合は、路駐許可が降りる場合とそうでない場合がある。特に新しい物件の場合、路駐許可が下りない場合はあります。

     

    パーパスビルド

     マンションタイプのようなモダンなも集合住宅もありますが、ウェストアクトンにあるような100年程度経っているチューダー様式の古い集合住宅もあります。

    メリット:安全。泥棒が入るようなことがあまりない。光熱費が通常間の階だとかからない。一階、最上階が寒くなりがち。真ん中の階はあったかい。

    デメリット:ハウスタイプより狭い。隣人と音の問題がどうしても若干は出てくる。

    モダンなパーパスビルド

    クラシックなパーパスビルド

    コンバージョン

     大きな家を集合住宅に建て替えたタイプ。余談ですが、コンバージョンのタイプで、地下階、一階、二階、三階(最上階)とあった場合、通常、家賃や購入する場合、一番値段が高いのは、二階、次に一階、次が地下階、そして最上階がもっとも安くなります。大きな家だったとき、一番豪華な応接間があったのが二階だからです。また二階にはバルコニーがあるものが多い、天井が高い。一階も天井が高い。地下階が以外に値段が高いのは、庭付きが多いため。上に行けば行くほど、お値段は安くなり、天井も低くなるためです。昔のお手伝いさんが住み込みで住んでた部屋が最上階になります。

    メリット:一階、二階だと天井が高く、広々としている。

    デメリット:騒音の問題が上下階の人とどうしても出てくる。エレベーターが通常ないので、最上階は階段で大変。

    ペントハウス

    比較的モダンな集合住宅の最上階。

    メリット:フラットの割には広々としている。バルコニーからの風景が素晴らしい。

    デメリット:最上階なのでフラットの割には若干寒くなりがち。

    メゾネット

     
     集合住宅ですが、フラットの中に階段があるタイプ。
    一階から二階にかけてものものあるし、二階が入り口になっていて、三階が上の階層になっているものもある。
     
     
    メリット:上の階は眺めが良い。
     
    デメリット:階段が嫌いな、赤ちゃんとかがいる家族には向いていない。
    赤ちゃん落下防止用のゲートを設置すればいいだけですが。

    スタジオ

    ワンルーム、1Kのこと。

    メリット:ハウスシェアとかと違ってプライベートが保たれる。

    デメリット:家賃が高い。ツーベットとかを友人とシェアした方が、コストが安いので。

     どれがいいとかは一概に言えないです。個人的にはロンドンの中心部にあって、元々公共住宅だった、見た目はカッコはよくないけど、まあまあ広い3DKとかあるフラットが欲しいの。それでもロンドンでは値段が高すぎるのですが。

     今欲しいもので狙ってるものでも、だいたい650Kポンド、一億円弱もします。しかもリース。100年前後しか所有権なしです。リース、フリーホールドとかの不動産の持ち方:ホールドの仕方は、時間があるときに別のブログで書きます。でわでわ。ご質問とかはツイッターでなら答えます。

     

     

     

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